楽しくバーベキューができる庭をDIYするには？ポイントや注意点を解説

「外の心地よい風に吹かれながら、美味しいお肉と野菜を頬張る」
皆でわいわいと楽しめるこんなバーベキューが自宅で実現できたら、とっても素敵ですよね。

今回は、バーベキューができる庭のDIY方法について解説します。
ポイントや注意点も併せて解説しますので、ぜひご覧ください。

屋外用のテーブルやチェア、バーベキュー炉、ウッドデッキ、芝生と理想型なお庭に仕上がってます

□バーベキューできる庭をDIYする前に押さえておくべきポイントとは？

バーベキューできる庭をDIYする際は、そのお庭でバーベキューはしやすいのかという観点から考えましょう。
バーベキューの大まかな工程は準備・調理・食事・片付けとなりますが、これらの工程がストレスなく行える庭にDIYすると、失敗が少なくなります。

【準備】

まずは準備ですが、この際は必要な道具がすぐ出せるようにしておくのがおすすめです。
例えば外に物置を設置すれば、コンロやグリル、テーブル、椅子などをまとめて収納しておけます。

【調理】

次に調理の段階では、調理するスペースに配慮する必要があります。
例えばデッキの上でバーベキューをする場合、木製や樹脂製のデッキでは燃える可能性があり、危険です。
安全に楽しくバーベキューできる庭にDIYするためには、タイルデッキを選ぶ方が良いでしょう。
タイルデッキであれば、油が飛んでも水で洗うこともできます。

庭でバーベキューをする場合、天然芝や人工芝の上で行うのは危険なため、避けましょう。
コンクリートやレンガ、砂利の上といった素材を選び、バーベキューに適した舗装を心がけてください。
どうしても芝生が良い場合は、耐火シートを引くといった工夫を施しましょう。

天然石を使ったガーデンキッチン　https://www.instagram.com/kikuchi_28labo/

【食事】

そして、食事の際に気になるのは、広さや日差し、視線の3要素です。
おすすめの広さは、4人で6畳、6人で8畳です。
デッキや地面を舗装する際のために、覚えておくと良いでしょう。

5月から9月あたりまでは、日差しが厳しく、非常に暑くなります。
オーニングやシェード、パラソルなどを活用して、快適に過ごせる工夫を考えておきましょう。

デッキにシェード

お庭でバーベキューをしていると、どうしても周囲の視線は集まりがちです。
せっかくの家族水入らずの時間なのに、周囲の視線が気になってはリラックスできませんよね。
道路に面している方だけでも目隠しになるフェンスを設置したり、大きめの樹木を植えたりして、視線を遮りましょう。

【片付け】

最後に片付けですが、お庭に水回りがあると非常に便利になります。
立水栓やガーデンシンクなど、後片付けがスムーズにできる環境を整えておきましょう。
夕暮れ時のために、夜間照明を設置することも忘れないでくださいね。

□皆で楽しくバーベキューができる庭のDIY方法！

ここでは、デッキではなく、地面を舗装して庭でバーベキューをする際のDIY方法をご紹介します。
砂利やタイルなど、舗装に使う素材を決めてからご覧ください。

1.地面を掘る

砂利や砂を敷くために、地面を掘ってスペースを確保します。
砂利に3センチから5センチ、砂に2センチと、使用する素材の厚みに合わせて深さを調節してください。

2.砂利と砂を入れ、下地を整える

砂利、砂の順に敷き詰め、上から足で踏みつけるなどして固めましょう。
ここでしっかりと平らにしておくことが大切です。
よりプロに近い仕上がりにするためには、ダンパーや水平器などの専門用具を使うことをおすすめします。

3.敷材を並べる

タイルやブロックなど、お好みの敷材を並べていきます。
ものによって高さが微妙に違う場合は、砂を加えると綺麗に仕上がります。
敷材のラインを揃えるのがポイントです。

4.セメントで固定

タイルやブロックを使用する場合、周囲をセメントで固める必要があります。
砂利を選んだ場合には必要ありません。
セメントが乾くのを待ち、最後に散水したら完成です。

□バーベキューをする時は…

もしもご自宅が住宅街にある場合、バーベキューをすることで近隣の方の迷惑となってしまう場合があります。
トラブルを避けるためにも、以下の2点を心がけておきましょう。

・煙をなるべく少なくする
・騒音に気をつける

バーベキューで出る煙は、近隣の方が外に干している洗濯物に臭い移りしてしまったり、窓を開けた時に入ってきて煙たくなってしまったりなど、様々なトラブルに繋がりかねません。
なるべく脂身の少ないお肉を焼く、鉄板で焼くなど、煙があまり出ないように気をつけましょう。

また、バーベキューをしているとついつい楽しくなって声が大きくなってしまいますが、場合によっては騒音だとクレームになる可能性もあります。
特に夜間は迷惑がかかるので、日中に終えるか、話し声を抑えるかの対策をしておきましょう。

□まとめ

今回は、バーベキューできる庭のDIY方法について解説しました。
広さは6畳程度を確保し、地面は耐火性に配慮しましょう。
水洗いできる素材を選ぶのがおすすめです。
庭でのバーベキューは近隣の方の迷惑になる可能性があるので、煙と騒音には気をつけて楽しみましょう。

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