庭造りのデザインに庭石が与える影響とは？

こんにちは。
みなさんは、お庭をデザインする時にどのようなことをお考えでしょうか。

お家のお庭のデザインは日常生活のふとした場面で自分に影響を与えてくれることもあります。
せっかくの家の庭なのだから、素敵なお庭にしたいと思う方が多いはずです。

しかし、家の庭を手掛けたことのある人は今の時代となると少ないのかもしれません。

そこで今回は、庭造りのデザインについて庭石からお話していきたいと思います。

枯山水風のお庭

◆庭石が庭のデザインに影響を与えている？

庭石と聞くと日本庭園のような和風の雰囲気が漂う場所をイメージされるかもしれません。

そんな庭石も確かにありますが、沓脱石や飛び石といった部分に使用されている石も庭石のうちに含まれます。

庭石を選ぶ際には、自宅の庭のサイズを考えて石の大きさを決定するとともに、自宅の庭に配置した際に庭全体のバランスがきちんと取れているかどうか、見た目が不自然になっていないかをお庭を俯瞰しながらきちんと確認するようにしましょう。

テラスからの石組みの眺め

◆目指す庭のコンセプトによって、使用する庭石も変わる

「庭石なんてどれも変わらない」と思っていませんか？

実は、庭石は庭のコンセプトなどによって使用する種類が異なってきます。

そのため、当たり前のことですが自分のやりたい庭のコンセプトをしっかりと頭の中で考えることができていない場合には、うまくいかないことがほとんどです。

例えば、日本庭園のようなお庭を作る場合であれば、前提として日本には自然な雰囲気を大切にする風潮があります。

そのため自然の状態をそのままお庭に反映するような配置を心がける必要があります。
そうなると、お庭に配置する庭石などの大きさや形はどれもばらばらになるはずです。

一方で、洋風のお庭を作る際には、日本とは正反対で全ての大きさや形などを一つの物に揃える方が好まれる傾向にあります。
そのため、できるだけ均一な加工された石や手で持てるくらいの大きさの自然石などをお庭に利用されることが多いです。

このように、和風にするか洋風にするか、という選択だけでもお庭に使用する庭石も変わってきます。
そのためお庭を作成する前には、必ず頭の中でしっかりとしたお庭のコンセプトなどを決めましょう。

低木や下草と岐阜石割栗石をからめて、ロックガーデンっぽい、ワイルドな雰囲気が出てます

◆まとめ

ここまで、庭造りのデザインについて庭石からお話ししてきました。

庭石を一つ変えるだけでも大きな影響をお庭に与えることが可能です。
そのため庭石選びも大変重要な段階です。

庭石を選ぶ際には、お店へ足を運んで実際に自分の目で見て触れてみるようにしましょう。
イメージにピッタリな庭石を見つけ出す有効な手段になりますよ。

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