庭石でつくるおしゃれな庭アイデア大全|テイスト別・場所別・色別
庭石を使って、雑誌に出てくるようなおしゃれな庭にしたい。そう思っても
「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「どう組み合わせればセンス良く見えるの?」
って悩みますよね。
実は私も、この仕事始めて30年近くになりますけど、いまだに「この石、どこに置いたら一番映えるかな」って悩むことがあるんですよ。まあ、それが楽しいんですけどね。
庭づくりで失敗しないための鍵は、庭全体のテイストと目的に合わせて、石の種類・色・サイズを「適材適所」で使い分けること。これ、うちの父がよく言ってた「お客さんのために頭を絞って考えて仕事をしろ」って教えと一緒なんです。石も、その場所に一番合う子を選んであげることが大事なんですよ。
まず知っておきたい庭石の基礎知識
庭石と一言でいっても、その種類や役割はめちゃくちゃ幅広い。おしゃれな庭づくりを成功させるには、まず庭石が持つ基本的な特性を理解することが大切なんです。
種類・形状・サイズとそれぞれの適材適所
庭石選びの第一歩は、その種類や形状、サイズが持つ特性を理解して、どこにどのように使いたいかという「目的」と結びつけることですよ。見た目の好みだけでなく、それぞれの石が持つ機能性や特性を知ることで、デザイン性と実用性を兼ね備えた理想の庭づくりが可能になります。
形状による分類:「玉石」と「砕石」
庭石は、その形状によって大きく「玉石(たまいし)」と「砕石(さいせき)」に分けられます。この違いが、庭の印象を大きく左右するんです。
- 玉石・玉砂利
川の流れや波によって自然に角が取れた、丸みのある石。白玉砂利や五色砂利がこれですね。優しく、柔らかでナチュラルな印象を与えるから、和風庭園の落ち着いた雰囲気や、洋風ガーデンの温かみのある空間によく合います。うちの石置き場にも、揖斐川から採れた玉石がまだ少し残ってるんですけど、あの自然な丸みって、機械じゃ絶対に作れない美しさがあるんですよね。 - 砕石・割栗石
岩石を人工的に砕いて作られた、角張った形状の石。青砕石や割栗石がこれにあたります。シャープで硬質な印象を与えて、モダンでスタイリッシュな空間演出に最適なんです。実は、砕石って駐車場に使うと本当に優秀なんですよ。角があるから石同士が噛み合って、車が乗っても動きにくい。これ、丸い石じゃできない芸当なんです。
サイズによる分類と主な用途
庭石は大きさによって呼び名が変わり、それぞれに適した用途があります。
| 分類 | 主なサイズ | 主な用途 |
|---|---|---|
| 砂利・玉砂利 | 5mm~30mm程度 | 地面を覆う「敷き材」。雑草対策、泥はね防止、防犯対策、景観の向上など。 |
| ゴロタ石 | 50mm~150mm程度 | 花壇の縁取り(エッジング)、植栽の根元のアクセント、ロックガーデンの組石など。 |
| 割栗石 | 50mm~200mm程度 | ゴロタ石と同様の用途のほか、より存在感を活かした土留めやロックガーデンの主役として使われる。 |
| 景石(けいせき) | 300mm以上 | 庭のシンボルとして単体で設置される観賞用の石。日本庭園の「石組み」の主役となる。 |
| 敷石・飛び石 | 厚み30mm~、一辺300mm~ | 人が歩くための通路(アプローチ)やステップとして使用。御影石や鉄平石などがある。 |
水はけ・勾配・下地づくりの基本
美しい庭を長く保つ秘訣は、庭石そのものよりも、見えない部分にある下地づくりにあるんです。
どんなにおしゃれな石を選んでも、下地がいい加減だと、数年で雑草だらけになったり、水たまりができたり、石が沈んで凸凹になったりします。これ、本当によくある失敗なんですよ。ここでは、プロが必ず実践する下地づくりの3つの基本ポイントをご紹介します。
ポイント1:水はけと勾配の確保
庭で最も大事なのが「水はけ」。水はけが悪いと、雨の日に庭がぬかるんで歩きにくくなるだけじゃなく、建物の基礎部分に湿気が溜まったり、コケやカビが発生しやすくなったりする原因にもなります。
これを防ぐために、地面に「水勾配(みずこうばい)」と呼ばれる緩やかな傾斜をつけることが不可欠なんです。一般的に、建物から道路の側溝など、水を流したい方向に向かって1~2%程度(1m進んで1~2cm下がる)の勾配をつけて、雨水が自然に排水されるように設計します。
まあ、これ言葉で説明すると簡単そうに聞こえるんですけど、実際やってみると結構難しいんですよね。
ポイント2:整地と転圧
庭石を敷く前には、まず地面を平らにする「整地」を行います。雑草や石ころを取り除いて、土を均一にならす。その後、「転圧(てんあつ)」という、地面を固く締め固める作業を行うんです。
DIYでは「タンパー」と呼ばれる道具を使ったり、足で踏み固めたりします。この工程を省くと、庭石を敷いた後に人や車の重みで地面が沈み込んで、表面が凸凹になる原因となります。
実は、うちのお客さんで、この転圧を甘く見て自分でやった方がいたんですけど、1年後には見事に凸凹になっちゃって。結局やり直しになったんですよ。「最初からちゃんとやっておけばよかった」って言われました。
ポイント3:防草シートの活用
雑草対策を目的とする場合、防草シートは必須アイテムなんです。高品質な防草シートを正しく施工することで、後々のメンテナンスの手間が劇的に変わります。
防草シートには主に3つの重要な役割があります:
- 雑草の抑制
太陽光を物理的に遮断して、雑草の光合成を防いで成長を抑制 - 庭石の沈み込み防止
地面と庭石の間にシートが挟まることで、石が土にめり込んでいくのを防ぐ - 土と石の分離
雨が降った際に、下の土が泥水となって浮き上がり、せっかくの綺麗な庭石を汚してしまうのを防ぐ
防草シートを敷く際は、シート同士を10cm以上重ねて、隙間ができないように注意。これらの下地づくりは地味な作業ですけど、このひと手間がおしゃれで快適な庭を維持するための最も重要な基礎となるんですよ。
テイスト別コーディネートの正解
「おしゃれな庭」と一言でいっても、そのスタイルは様々なんですよね。モダンで洗練された空間、ナチュラルで温かみのある空間、静寂を感じる和の空間。
理想の庭を実現するためには、まず目指すテイストを明確にして、それに合った庭石を選ぶことが成功への一番の近道なんです。
ここでは代表的な4つのテイスト別に、石選びのポイントから相性の良い植物や素材まで、具体的なコーディネート術を詳しく解説します。
シンプルモダンを極める庭石選び
コンクリート打ちっぱなしの建物や直線的なデザインの外構によく映えるのが、シンプルモダンな庭です。
このスタイルで最も重要なのは、「直線・無機質・モノトーン」という3つのキーワード。色数を抑えて、シャープな形状の石や素材を選ぶことで、都会的で洗練された非日常感を演出できるんですよ。
主役となる庭石は、岩を砕いたままの角張った形状が美しい「割栗石(わりぐりいし)」や、耐久性が高くシャープなラインを作りやすい「御影石(みかげいし)」の敷石が最適。色は、グレー、ブラック、ホワイトといった無彩色で統一感を出すのがセオリーなんです。
この前、岐阜市内のお客さんの家で、黒い割栗石をシンボルツリーの足元に配置したんですけど、それだけで庭全体がキリッと引き締まって。「ホテルみたいでカッコいい!」って喜んでもらえました。
| おすすめの庭石 | 特徴と使い方 | 相性の良い植栽・素材 |
|---|---|---|
| 割栗石(グレー・黒) | ゴツゴツとした岩肌とシャープな形状が、庭に立体感と重厚感をプラス。シンボルツリーの足元や、建物の基礎周りに無造作に配置すると効果的。 | アオダモ、シマトネリコ、ハイノキ、ニューサイラン、カレックス |
| 御影石の敷石(方形) | 正方形や長方形に加工された敷石を規則正しく並べることで、シャープで美しいアプローチやテラスが完成。滑りにくいバーナー仕上げがおすすめ。 | オリーブ、コルジリネ、ステンレス、ガラス、コンクリート |
| 青砕石・白砕石 | クールな色合いの砕石を広く敷き詰めることで、無機質でクリーンな印象に。雑草対策も兼ねられ、ローメンテナンスな庭を実現できる。 | アガベ、ユッカ、グラス類、金属製のエッジング材 |
ナチュラル・プロヴァンス風の温もりコーデ
まるでヨーロッパの田舎町のような、温かく優しい雰囲気が魅力のナチュラル・プロヴァンス風ガーデン。このスタイルでは、自然の風合いを活かした素材選びと、曲線的なデザインがポイントなんですよ。
庭石は、角が取れて丸みを帯びた形状のものや、ベージュやブラウン、ピンクといった暖色系の色合いを選ぶといいですね。「チャート石」のようなアースカラーのゴロタ石は、植栽との馴染みが抜群です。
アプローチや小道には、様々な形や色の石をパズルのように組み合わせる「乱形石(らんけいせき)」の石張りがおすすめ。一枚一枚表情の違う鉄平石などを使えば、手作り感のある温かい動線を描き出せます。
実は、私の家の庭の一角も、妻のリクエストでプロヴァンス風にしてるんです。鉄平石の隙間にタイムを植えたら、春になると紫の小花が咲いて。「これ、めっちゃ可愛いやん」って、家族にも好評なんですよ。
| おすすめの庭石 | 特徴と使い方 | 相性の良い植栽・素材 |
|---|---|---|
| チャート石(ゴロタ・砂利) | ベージュやブラウンの色むらが美しく、丸みのある形状が優しい印象。花壇の縁取りや、植栽の根元を覆うマルチングに最適。 | ラベンダー、ローズマリー、オリーブ、ウエストリンギア、レンガ |
| 鉄平石・クォーツサイト(乱形) | 自然な形の石を組み合わせて張ることで、温かみのあるアプローチやテラスに。目地を広く取り、セダムなどを植えるのも人気の手法。 | バラ、ジューンベリー、タイム、リピア(ヒメイワダレソウ)、枕木 |
| ピンク・イエロー系の玉砂利 | 敷き詰めるだけで庭全体が明るく、可愛らしい雰囲気に。テラコッタの鉢や木製のフェンスとの相性も抜群。 | ユーカリ、ミモザ、宿根草、ウッドデッキ、漆喰の壁 |
和・和モダンで魅せる侘び寂びの表現
静寂と趣、そして四季の移ろいを感じさせてくれるのが和風・和モダンの庭です。
伝統的な日本庭園の美意識を大切にしながら、現代の住宅にも調和するデザインが求められます。石そのものの美しさに加えて、苔や植物との調和、そして何も置かない「間(ま)」を意識することで、奥深い空間が生まれるんです。
庭のベースには、京都の庭園でも多用される「白川砂利」や、落ち着いた錆色が特徴の「伊勢砂利」を敷き詰めて、水の流れを表現する「枯山水」を取り入れるのも素敵ですね。
モミジやアオダモといった雑木、そして苔やシダを組み合わせると、静かで風情のある景色ができます。
うちには揖斐石の在庫がまだ少し残ってるんですけど、あの自然な風合いは、和風庭園には本当によく合うんですよ。ただ、もう新しく採れないですが、希少価値はありますよ。
| おすすめの庭石 | 特徴と使い方 | 相性の良い植栽・素材 |
|---|---|---|
| 白川砂利・伊勢砂利 | 上品な色合いで、敷き詰めることで庭全体に落ち着きと品格を与える。砂紋(さもん)を描いて枯山水にするのも代表的な手法。 | モミジ、アオダモ、マツ、ソヨゴ、苔、シダ植物 |
| 御影石(敷石・飛び石) | 加工のしやすさと耐久性から、アプローチの敷石(延段)や飛び石として定番。表面仕上げによって表情が変わり、格調高い空間を演出。 | ツワブキ、ギボウシ、ヒューケラ、竹垣、灯籠(とうろう) |
| 那智黒石・鞍馬石 | 濡れると一層深みを増す黒い玉石や、侘び寂びを象徴する茶褐色の景石。蹲(つくばい)周りや、庭の要所に配置することで景色を引き締める。 | トクサ、ヤブラン、蹲(つくばい)、水鉢、格子戸 |
ドライガーデンで叶えるワイルドな美
乾燥に強い多肉植物やサボテンなどを主役にしたドライガーデンは、そのワイルドな美しさとメンテナンスの手軽さから近年めちゃくちゃ人気が高まっています。
このスタイルでは、大小さまざまな石をダイナミックに組み合わせて高低差を出して、乾燥地帯の自然な景観を再現することがおしゃれに見せる最大のコツなんです。
主役には、ゴツゴツとした独特の質感を持つ「溶岩石」や、大きくて角張った「割栗石」が最適。これらを土に半分埋め込むように配置すると、まるで元からそこにあったかのような自然な力強さが生まれます。
地面は、赤茶系の「赤砕石」や、栃木県産で温かみのある「みかも石」などで覆って、アメリカの乾燥地帯のような雰囲気を演出。アガベやユッカ、コルジリネといった直線的でシャープなフォルムの植物を組み合わせることで、個性的でインパクトのある庭が完成するんですよ。
| おすすめの庭石 | 特徴と使い方 | 相性の良い植栽・素材 |
|---|---|---|
| 溶岩石(ゴロタ・割栗) | 多孔質で独特の黒や赤茶の色合いが植物とマッチ。軽量でDIYでも扱いやすく、大小組み合わせることでダイナミックな石組みが作れる。 | アガベ、ユッカ、ロストラータ、サボテン、コルジリネ |
| 割栗石・ゴロタ石 | 様々な色や形があり、ワイルドな景観作りに欠かせない。メインの石として配置し、高低差を生み出す土留めとしても活用できる。 | ドラセナ、ニューサイラン、グラス類、ウェスタンレッドシダー |
| 赤砕石・みかも石 | 地面を覆う化粧砂利として使用。乾燥した大地を彷彿とさせる色合いが、植物のフォルムや色をより一層引き立てる。 | セダム、多肉植物、コールテン鋼(錆びた鉄)、流木 |
場所別の最適解とレイアウト
庭石の魅力は、置く場所や目的に合わせて最適な種類と使い方を選ぶことで、その効果を最大限に発揮できる点にあります。
家の「顔」となる玄関アプローチから、実用性が問われる駐車場、そして癒やしの空間である中庭まで、それぞれの場所に合った選び方があるんです。
玄関アプローチ
玄関アプローチは、住まいの第一印象を決める最も重要な空間です。毎日家族が通って、ゲストを迎える場所だからこそ、デザイン性はもちろん、歩きやすさや安全性にも配慮した庭石選びが求められるんですよ。
敷石・飛び石で動線をデザインする
アプローチの動線を明確にして、歩行をスムーズにするのが敷石や飛び石の役割。並べ方次第で、空間の印象を大きく変えることができます。
- 方形石の直線配置:御影石などの正方形や長方形の石を規則正しく直線的に並べると、シャープでモダンな印象を与えます。特に現代的な建築デザインとの相性は抜群なんですよ。
- 乱形石や自然石の曲線配置:鉄平石やクォーツサイトなど、不規則な形の石を曲線的に配置すると、ナチュラルで柔らかい雰囲気を演出できます。植物と組み合わせることで、まるで自然の中の小道のような優しさが生まれます。
飛び石の場合は、歩幅を考慮して60cm程度の間隔を目安に配置すると、リズミカルで歩きやすい動線になります。石の表面が滑りにくい、バーナー仕上げやノミ切り仕上げのものを選ぶと、雨の日でも安心ですね。
砂利で彩りと機能性をプラスする
敷石や飛び石の周りに化粧砂利を敷き詰めると、デザインの完成度が格段に上がります。石の色とのコントラストを意識して選ぶのがポイント。
- 白玉砂利:黒系の敷石と合わせると、互いを引き立て合い、高級感のある和モダンな空間になります。
- 五色砂利:濡れると色鮮やかになり、しっとりとした和の趣を演出します。
- チャート石(ベージュ系):暖色系の乱形石と組み合わせると、温かみのあるプロヴァンス風のアプローチに仕上がります。
砂利の下には防草シートを必ず敷設することで、雑草の手間を大幅に削減し、美しい景観を長く保つことができるんですよ。
駐車場・カースペース
駐車場は、住宅の中でも特に耐久性が求められる場所です。でも、単なるコンクリート敷きでは味気なくなりがち。庭石をうまく取り入れることで、無機質な空間をおしゃれで機能的なカースペースに変えることができるんです。
タイヤが乗らないスリット部分の活用
駐車場のコンクリートに意図的に設けた溝(スリット)は、デザインのアクセントと実用性を兼ね備えた絶好のスペースなんですよ。
| 庭石の種類 | 特徴とポイント |
|---|---|
| 青砕石・割栗石 | 角張っているため互いによく噛み合い、タイヤの踏圧で飛び散りにくいのが特徴です。クールでモダンな印象を与えます。 |
| チャート石 | アースカラーがコンクリートの無機質さを和らげ、ナチュラルな雰囲気を演出します。 |
| 伊勢砂利 | 落ち着いた錆色が特徴で、和風・和モダンな住宅によく合います。水はけが良いのも魅力です。 |
車の重量がかかるため、丸い玉砂利よりも角のある砕石の方が安定しやすく、おすすめです。スリットに植栽(タマリュウなど)と組み合わせることで、緑のラインが美しいデザインになります。
全面石張りで高級感を演出
駐車場全体を石張りにすると、非常に高級感があり、住宅全体のグレードを高めることができます。耐久性と耐荷重性に優れた御影石や、ヨーロッパの石畳を思わせるピンコロ石(立方体の石)がよく用いられます。
ただし、施工には専門的な技術と高いコストが必要となるため、プロの施工業者への依頼が一般的です。DIYで行う場合は、タイヤが乗る部分をコンクリートにし、人が歩くアプローチ部分のみを石張りにするなど、範囲を限定すると良い思います。
中庭・テラス・ウッドデッキ周り
リビングと一体で使われることも多い中庭やテラスは、室内からの眺めも意識した庭石選びが重要なんです。プライベートな空間だからこそ、デザインにこだわって居心地の良い場所を作りたいですよね。
ウッドデッキと石の異素材ミックス
木の温もりがあるウッドデッキと、石の硬質な質感は相性抜群の組み合わせ。ウッドデッキの周りや下に白い玉砂利や明るい色の化粧砂利を敷くと、空間が明るくなって、ウッドデッキの輪郭が際立ちます。
この方法は、見た目のおしゃれさだけじゃなく、デッキ下への雑草の繁茂を防いで、雨水の泥はねからデッキの木材を守るという実用的なメリットもあるんですよ。
テラスの床材としての敷石
タイルデッキやテラスの床材として、大判の御影石や鉄平石の乱形石を張ると、メンテナンスが容易で高級感のある空間が生まれます。室内からテラスまで同じ種類の石材を使うと、内外の境界が曖昧になり、部屋がより広く感じられる効果も期待できます。
テーブルや椅子を置くことを想定し、表面が平らで安定性の良い石材を選びましょう。
花壇・外周・犬走りの雑草対策
建物の周りや花壇など、普段あまり目立たないけど、手入れを怠ると雑草で荒れがちな場所。こうしたスペースこそ、庭石を活用して「おしゃれな雑草対策」を施すのに最適なんです。
花壇の縁取り(エッジング)
花壇と芝生や通路との境界を明確にする「縁取り(エッジング)」に庭石を使うと、ナチュラルで立体感のある仕上がりになります。
- ピンコロ石:立方体で扱いやすく、直線も曲線も自由にデザインできます。きっちり並べればモダンに、少しラフに並べればナチュラルな雰囲気に。
- ゴロタ石・割栗石:自然な形の石を並べるだけで、ロックガーデン風のワイルドな花壇になります。土留めの役割も果たしてくれます。
縁取りをすることで、土の流出を防ぎ、芝刈りなどのメンテナンスがしやすくなるというメリットもあります。
犬走り・裏庭の防犯・防草対策
「犬走り」とは、建物の基礎周りに設けられた幅1m程度の通路のこと。日当たりや風通しが悪いことも多く、雑草やコケが生えやすい場所なんです。
防犯対策を重視するなら、踏むと「ジャリジャリ」と大きな音が出る「防犯砂利」がおすすめです。軽量なガラスをリサイクルして作られたものなど、様々な種類があります。見た目を重視する場合は、建物の外壁の色に合わせて白玉砂利や青砕石を選ぶと、家全体に統一感が生まれます。いずれの場合も、防草シートを下に敷くことで、雑草対策の効果を最大限に高めることができるんです。
色・サイズ・質感の選び方
庭石は、庭のテイストや場所に合わせて選ぶだけじゃなく、色・サイズ・質感という、より具体的な要素にこだわることで、仕上がりの美しさと快適性が格段に向上するんです。
「なんとなく選んだらイメージと違った」「歩き心地が悪くて後悔した」といった失敗を防ぐために、プロが実践する庭石選びの細かなポイントをお伝えしますね。
カラー別の印象と配色ルール
庭石の色は、庭全体の印象を決定づける最も重要な要素なんです。建物の外壁やフェンス、植栽の色とのバランスを考えながら、理想のイメージに合ったカラーを選びましょう。
庭の配色は、ファッションやインテリアと同じように「ベースカラー(70%)」「アソートカラー(25%)」「アクセントカラー(5%)」の3つの要素で考えると、まとまりのある美しい空間になるんですよ。
庭石は、地面を覆う「ベースカラー」として、または花壇やシンボルツリーの足元に置く「アクセントカラー」として活用できます。
| 色系統 | 与える印象 | 代表的な庭石 | おすすめのテイスト |
|---|---|---|---|
| ホワイト系 | 明るい、清潔感、上品、空間を広く見せる。光を反射し、植栽の緑を引き立てる。 | 白玉砂利、白砕石、御影石(白系) | モダン、洋風、和風(枯山水) |
| ブラック・グレー系 | 高級感、重厚感、シック、モダン、空間を引き締める。水に濡れると色が濃くなり、表情が変わる。 | 那智黒石、青砕石、溶岩石(黒系)、御影石(黒系) | シンプルモダン、和モダン、ドライガーデン |
| ブラウン・ベージュ系 | ナチュラル、温かみ、優しい、落ち着き。土や植物の色と馴染みやすく、自然な景観を作る。 | チャート石、伊勢砂利、みかも石 | ナチュラルガーデン、プロヴァンス風、イングリッシュガーデン |
| ピンク・イエロー系 | 明るい、華やか、可愛らしい、洋風。レンガや枕木との相性が良い。 | ピンク・イエロー玉砂利、クォーツサイト(乱形石) | 洋風、南欧風、ナチュラル |
| ミックスカラー | にぎやか、華やか、深み、和の趣。様々な色が混ざり、表情豊かな景観になる。 | 五色砂利、大磯砂利 | 和風、アジアン |
配色に迷った際は、建物の外壁やサッシの色の中から一色拾って、庭石の色とリンクさせると、建物と庭に一体感が生まれます。例えば、グレーの外壁ならグレー系の砕石を、ベージュ系の外壁ならチャート石を選ぶ、といった具合です。統一感を意識することで、洗練された印象に仕上がるんですよ。
粒径と厚みの決め方早見
庭石の「粒径(りゅうけい)」とは石の大きさのことで、敷き詰める「厚み」と合わせて考えることが重要なんです。
一般的に、人が歩く場所では3〜5cm、駐車場では10cm程度の厚みで砂利を敷くのが推奨されます。厚みが足りないと、歩いた時に下の防草シートが見えてしまったり、石が地面に沈み込んだりする原因になります。
| 用途 | 推奨される粒径 | 推奨される厚み | 1平方メートルあたりの必要量 |
|---|---|---|---|
| 玄関アプローチ・人が歩く通路 | 10mm〜30mm | 3cm〜5cm | 約60kg〜100kg(20kg袋で3〜5袋) |
| 駐車場・カースペース | 20mm〜40mm(砕石がおすすめ) | 約10cm | 約200kg(20kg袋で10袋) |
| 花壇・植栽周り(歩かない場所) | 10mm〜50mm | 2cm〜3cm | 約40kg〜60kg(20kg袋で2〜3袋) |
| ロックガーデン・景石の根締め | 50mm以上(割栗石・ゴロタ石) | 石の高さの半分程度 | 石の大きさにより変動 |
粒が小さいほどフラットで歩きやすいですけど、靴の裏に入り込みやすいというデメリットもあります。逆に粒が大きいと存在感が出ますけど、歩きにくくなります。特にこだわりがなければ、20mm前後のサイズが最も扱いやすく、様々な場所で使いやすいですね。
踏み心地・滑り・防犯音の違い
色やサイズに加え、石の形状がもたらす「質感」の違いも重要な選択基準です。特に、踏み心地、滑りにくさ、防犯音は、庭での過ごし方や安全性に直接関わってきます。それぞれの特徴を理解し、場所に合った庭石を選んでください。
例えば、アプローチには滑りにくい砕石を、小さなお子様が遊ぶ可能性がある場所には足あたりの良い玉砂利を選ぶなど、使う人と場所を具体的にイメージすることが、満足度の高い庭石選びのコツですよ。
| 石の形状 | 代表的な種類 | 踏み心地 | 滑りにくさ | 防犯音 | 適した場所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 玉石・玉砂利(丸い) | 白玉砂利、那智黒石、五色砂利 | 足あたりが柔らかく、優しい。 | △ (表面が滑らかで転がりやすい) | △ (音はするが砕石ほどではない) | ウッドデッキ周り、観賞用のスペース、和風庭園 |
| 砕石(角張っている) | 青砕石、白砕石、割栗石 | 角が足裏にあたり、硬い感触。 | ◎ (石同士が噛み合い、滑りにくい) | ◎ (「ジャリジャリ」と大きな音が出る) | 玄関アプローチ、駐車場、犬走り、防犯対策したい場所 |
| 敷石・飛び石(平ら) | 御影石、鉄平石 | 安定しており、非常に歩きやすい。 | ○ (バーナー仕上げなど滑り止め加工されたものがおすすめ) | × (音はしない) | メインアプローチ、テラス、ステップストーン |
特に、家の裏手や窓の下など、人の侵入が気になる場所には、防犯効果の高い砕石を敷くのがおすすめなんですよ。歩くと大きな音が出るから、不審者が侵入をためらう効果が期待できます。
おしゃれ度が上がる組み合わせルール
庭石をただ敷き詰めたり、置いたりするだけでは、どこか物足りない印象になりがち。プロが手掛けたような洗練された庭は、庭石と他の要素との「組み合わせ」が巧みに行われているんです。
植栽とのバランス、異素材とのミックス、そして空間を仕切る見切り材の使い方。この3つのルールをマスターすれば、あなたのお庭は見違えるほどおしゃれに、そして立体的になります。
石×植栽の黄金比と高さ演出
庭石と植物は、お互いの魅力を最大限に引き出し合う最高のパートナーなんですよ。石の静的で硬質な質感と、植物の生命的で柔らかな質感。この美しいコントラストを生かすには、「量感のバランス」と「高さの演出」という2つの視点が欠かせません。
量感のバランスが生む「庭の性格」
庭全体の面積に対して、石と植栽が占めるボリュームの比率は、庭の印象、いわば「性格」を決定づけるんです。
| 石と植栽の比率(目安) | 与える印象 | おすすめの庭のスタイル |
|---|---|---|
| 石7:植栽3 | 石の存在感が際立ち、ワイルドで無骨な、あるいはモダンで静寂な印象を与えます。管理の手間が少ないのも特徴です。 | ドライガーデン、ロックガーデン、枯山水風の和モダン |
| 石5:植栽5 | 石と緑がバランス良く調和し、落ち着きのあるナチュラルな雰囲気を醸し出します。最も多くのスタイルに応用しやすい比率です。 | ナチュラルガーデン、和モダン、シンプルな洋風ガーデン |
| 石3:植栽7 | 緑が豊かで生命感にあふれ、植物の美しさを主役にした華やかな空間になります。石は植栽を引き立てるアクセントとして機能します。 | イングリッシュガーデン、雑木の庭、コテージガーデン |
どちらを主役にするかで、目指すテイストにぐっと近づけることができるんですよ。
高低差でつくる立体的な風景
単調になりがちな庭に、奥行きとリズム感を生み出すのが「高さの演出」。
庭の顔となるシンボルツリーの足元に、存在感のある割栗石や溶岩石を数個、アンバランスに配置します。これにより樹木の根元が引き締まって、フォーカルポイントとして視線を集めることができるんです。
- 主役級の景石 × シンボルツリー
庭の顔となるシンボルツリー(アオダモ、オリーブ、シマトネリコなど)の足元に、存在感のある割栗石や溶岩石を数個、アンバランスに配置します。これにより樹木の根元が引き締まり、フォーカルポイントとして視線を集めることができます。 - 中サイズのゴロタ石 × 低木
アベリアやマホニアコンフューサといった中低木の株元を隠したり、花壇の縁取りとしてゴロタ石やチャート石を並べると、ナチュラルな雰囲気で空間を仕切ることができます。 - 砂利・玉砂利 × グランドカバー
地面そのものをデザインするテクニックです。白玉砂利の間に緑鮮やかなセダムを点在させたり、青砕石のクールな印象の中に這うように広がるタイムを植えたりすることで、美しい色のコントラストが楽しめます。
石×人工芝・ウッド・金属の素材ミックス
石に加えて、質感の異なる素材を組み合わせる「素材ミックス」は、庭のデザイン性を一気に高める上級テクニックなんですよ。
| 組み合わせる素材 | 相性の良い庭石 | 演出できるテイスト | 組み合わせのポイント |
|---|---|---|---|
| 人工芝 | 白玉砂利、黒い割栗石、御影石(方形) | モダン、シンプル、スタイリッシュ | 鮮やかな緑と石の色の対比が美しい組み合わせです。見切り材で境界線をシャープに区切ることで、それぞれの素材感が際立ち、清潔感のあるローメンテナンスな庭が実現します。 |
| ウッド(ウッドデッキ・枕木) | チャート石、鉄平石、溶岩石、五色砂利 | ナチュラル、リゾート、和モダン | 石の無機質な質感と、木の有機的な温かみは相性抜群です。ウッドデッキの周りに砂利を敷いて雑草対策と意匠性を両立させたり、枕木風の平板と砂利で小道を作ったりするのが定番です。 |
| 金属(コルテン鋼・ステンレス) | 青砕石、黒系の割栗石、玄武岩 | インダストリアル、クールモダン | 錆の風合いが美しいコルテン鋼の見切り材やプランターと、ゴツゴツした砕石の組み合わせは、非常にシャープで洗練された印象を与えます。ステンレス製の立水栓なども、モダンな石材と合わせることで庭全体の質感を高めます。 |
見切り材とエッジングのデザイン術
見切り材(エッジング)は、砂利が芝生に混ざるのを防いだり、土が流れ出すのを止めたりする機能的な役割はもちろん、異なるエリアを美しく区切る「縁取り」として、デザイン上めちゃくちゃ重要な役割を担うんです。
見切り材の種類と選び方
見切り材には様々な種類があり、庭のスタイルや作りたいライン(直線か曲線か)によって使い分けるのがセオリー。
| 見切り材の種類 | 特徴 | 得意なライン | 相性の良いスタイル |
|---|---|---|---|
| レンガ | 温かみのある素朴な風合いが魅力。色の種類も豊富で、並べ方(縦置き・横置き・斜め置き)で表情を変えられます。 | 直線・緩やかな曲線 | 洋風、ナチュラル、プロヴァンス風 |
| ピンコロ石 | 御影石などで作られた立方体の石。高級感と自然な風合いを両立できます。一つひとつが小さいため、曲線も作りやすいです。 | 直線・曲線 | 和風、洋風、モダン(万能) |
| 金属製エッジ材 | スチールやアルミ、コルテン鋼など。細くシャープなラインが作れ、素材の境界をすっきりと見せることができます。 | 直線・自由な曲線 | モダン、シンプル、インダストリアル |
| 樹脂製エッジ材 | プラスチックやゴムでできており、安価で施工が簡単なのが最大のメリット。自由に曲げられるため、複雑な曲線も作れます。 | 自由な曲線 | DIY、ナチュラルガーデン |
ラインひとつで印象が変わるデザインテクニック
見切り材でどのようなラインを描くかによって、庭の印象は大きく変わります。ラインは庭の骨格を決め、視線を誘導する効果も持っています。
- 直線的なライン
空間を整然と、そして広く見せる効果があります。モダンでスタイリッシュな庭や、きっちりとした印象を与えたい場合に最適です。御影石の敷石と金属製エッジ材の組み合わせなどが代表的です。 - 曲線的なライン
空間に柔らかさ、優しさ、そして奥行き感を与えます。ナチュラルガーデンの小道や、イングリッシュガーデンの花壇など、自然な雰囲気を演出したい場合に向いています。ピンコロ石や樹脂製エッジ材が活躍します。
また、レンガやピンコロ石のように見切り材そのものの存在感を楽しむ「見せるエッジング」と、金属製の細いエッジ材のように素材の境界線だけをさりげなく強調する「隠すエッジング」を使い分けることで、よりデザインの幅が広がります。
庭石カタログ|人気の種類と特徴
庭石と一言でいっても、その種類は実にさまざまです。色や形、大きさ、質感によってお庭の印象は大きく変わります。ここでは、おしゃれな庭づくりによく使われる代表的な庭石を「砂利・玉砂利」「ゴロタ石・割栗石」「敷石・飛び石」の3つのカテゴリーに分けて、それぞれの特徴と魅力を詳しくご紹介します。それぞれの石が持つ個性を理解し、あなたの理想の庭にぴったりのパートナーを見つけましょう。
庭石と一言でいっても、その種類は実にさまざま。色や形、大きさ、質感によってお庭の印象は大きく変わります。
ここでは、おしゃれな庭づくりによく使われる代表的な庭石を
「砂利・玉砂利」
「ゴロタ石・割栗石」
「敷石・飛び石」
の3つのカテゴリーに分けて、それぞれの特徴と魅力を詳しく紹介しますね。それぞれの石が持つ個性を理解して、あなたの理想の庭にぴったりのパートナーを見つけてください。
砂利・玉砂利
地面に敷き詰めることで、雑草対策や泥はね防止といった機能的な役割を果たしながら、お庭の景観を手軽におしゃれに演出できるのが砂利や玉砂利です。粒の大きさや色の違いで、和風から洋風、モダンまであらゆるテイストに対応できる万能選手です。
白玉砂利
その名の通り純白で丸みを帯びた形状が美しい定番の庭石。光を反射するから、敷くだけでお庭全体を明るく清潔感のある印象にしてくれます。ただし、白いから汚れやコケが目立ちやすいという側面もあるんですよ。日当たりの良い場所で防草シートと併用するのがおすすめです。
ホワイトコブル 15-20mm<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
純白に近い砂利です。丸みのある、清潔感あふれる砂利です
五色砂利
五色砂利は、白、黒、赤、緑、グレーなど複数の色の石が混ざり合った、華やかで深みのある表情が魅力の砂利。落ち着いた色合いながらも彩りがあるため、和風庭園にしっとりとした高級感と趣を与えてくれます。雨に濡れるとそれぞれの石の色がより一層濃く鮮やかになって、晴れの日とはまた違った風情を楽しめるのも特徴なんです。
ゴロタ石・割栗石
庭に立体感と重厚感をもたらすのが、ゴロタ石や割栗石といった大きめの石です。単体で景石として置いたり、複数組み合わせてロックガーデンや花壇の縁取り、土留めとして活用したりと、存在感のあるアクセントとして活躍します。
溶岩石
溶岩石は、マグマが冷えて固まる際にできた多孔質でゴツゴツとした独特の質感が特徴の石です。黒や茶系の色合いが多く、自然で力強い印象を与えます。表面にたくさんの穴が空いているため保水性が高く、植物や苔との相性が抜群です。ロックガーデンや花壇周りに使うと、植物が絡みやすくナチュラルな景観が生まれます。また、見た目の重厚感に反して軽量なものが多く、DIYでも扱いやすい点が魅力です。
浅間石(100-200mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
浅間山付近で採れる、火山岩の石です。色は、濃い黒(写真では、砂ホコリがついているところもあります)で、形状も、特に大きい方は、水彫れのような凹みが多く見られ、見ていても面白いです。そして、最大の特徴は、とにかく「軽い」。 …
チャート石
チャート石は、ブラウン、ベージュ、グリーンなどが混じり合ったアースカラーの色合いが美しい堆積岩です。自然な色むらとゴツゴツとした岩肌が特徴で、ナチュラルガーデンや洋風のロックガーデンによく馴染みます。植栽のグリーンとの相性も良く、お互いを引き立て合い、温かみのあるおしゃれな空間を演出してくれます。
岐阜石割栗石(チャート石・50-200mm)|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター
別名、チャート、チャート石とも呼ばれている石です。全体のイメージは茶系ですが、ピンクや赤、青、白が所々に混じっている割栗石です。角が立っているので、四角のような形状になっているのが多いです。ロックガーデンによく使われるようになりました。【サイズ】50-200mm
敷石・飛び石
人が歩くための通路(アプローチ)や庭の中の動線を作るために使われるのが、敷石や飛び石です。実用性はもちろん、素材や形、並べ方次第で庭のデザイン性を大きく向上させる重要なアイテムです。
御影石
御影石は、耐久性・耐水性に非常に優れ、高級感のある美しい見た目から、古くから敷石として利用されてきた代表的な石材です。色は白や黒、グレー、ピンク系など多彩で、表面の仕上げ方によっても表情が変わります。例えば、表面をザラザラに仕上げる「バーナー仕上げ」は滑りにくく、雨がかかるアプローチにも適しています。どんなスタイルの庭にも合わせやすく、格調高い空間を演出してくれます。
鉄平石
鉄平石は、板状に薄く剥がれやすい性質を持つ安山岩の一種で、自然な凹凸のある表情と独特の風合いが魅力です。一枚一枚の色や形が異なるため、乱形石としてアプローチなどに貼ると、ナチュラルで温かみのある仕上がりになります。和風・洋風どちらのテイストにも自然に溶け込み、味わい深い景観を作り出します。水に濡れると色が濃くなり、しっとりとした美しい表情を見せるのも特徴の一つです。
諏訪鉄平石Φ300-600mm|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店(ECサイト)・揖斐川庭石センター
板状に剥がれやすい性質の石で、厚さが均一。大きい面のある状態で採れるので、人が歩く場所に張石として使うことができます。
| カテゴリー | 種類 | 主な特徴 | 相性の良いスタイル |
|---|---|---|---|
| 砂利・玉砂利 | 白玉砂利 | 純白で丸みがあり、庭を明るく見せる。汚れは目立ちやすい。 | 和風、洋風、モダン |
| 五色砂利 | 複数の色が混ざり、華やかで深みがある。濡れると表情が変わる。 | 和風、日本庭園 | |
| 青砕石 | 青みがかったグレーで角張っており、シャープな印象。防犯効果も。 | モダン、ドライガーデン | |
| ゴロタ石・割栗石 | 溶岩石 | 多孔質でゴツゴツした質感。軽量で植物と相性が良い。 | ロックガーデン、ナチュラル |
| チャート石 | アースカラーで自然な色むらがある。温かみのある雰囲気。 | 洋風、ナチュラルガーデン | |
| 割栗石 | 大きく角張っており、無骨でダイナミック。存在感がある。 | モダン、ドライガーデン、ロックガーデン | |
| 敷石・飛び石 | 御影石 | 高級感があり耐久性が高い。色や仕上げが豊富で汎用性が高い。 | 和風、洋風、モダン(全般) |
| 鉄平石 | 板状で自然な凹凸がある。温かみのある風合いで乱張りに最適。 | 和風、洋風、ナチュラル |
施工はDIYかプロか
庭石を使ったおしゃれな庭づくりを思い立ったとき、多くの人が直面するのが「自分でDIYするか、専門の造園業者や外構業者に依頼するか」という選択です。それぞれに魅力的なメリットがあり、同時に考慮すべきデメリットも存在します。費用、時間、そして最も重要な「仕上がり」の満足度。
これらを総合的に比較検討し、ご自身の希望や状況に最適な方法を見つけることが、後悔しない庭づくりの第一歩です。この章では、DIYとプロへの依頼、それぞれのリアルな側面を徹底比較し、あなたが選ぶべき道筋を明らかにします。
費用・時間・仕上がりの比較
DIYとプロへの依頼では、かかる費用や時間、そして完成した庭のクオリティに大きな違いが生まれます。単純な初期費用だけでなく、長期的な維持管理や満足度まで含めて、どちらが自分にとってコストパフォーマンスが高いかを見極めることが重要です。以下の比較表で、それぞれのメリット・デメリットを客観的に見ていきましょう。
| 比較項目 | DIY(自分で施工) | プロ(業者に依頼) |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費と道具代のみで済むため、初期費用を大幅に抑えられるのが最大のメリットです。ただし、運搬費や残土処分費が別途かかる場合もあります。 | 材料費に加え、デザイン料、人件費(施工費)、重機使用料、諸経費などがかかります。一般的に、砂利敷きの施工費用は1平方メートルあたり数千円からが目安となります。 |
| 時間・工期 | 自分のペースで進められますが、作業に慣れていないと想定以上に時間がかかります。週末だけの作業だと、小規模なスペースでも数週間かかることがあります。 | 専門の職人が効率的に作業を進めるため、数日で完成することがほとんどです。天候に左右されることはありますが、工期は明確です。 |
| 仕上がり・品質 | 手作りならではの愛着が湧きます。しかし、下地処理が不十分だと、数年後に地面が凸凹になったり、水はけが悪くなったりするリスクがあります。 | プロの知識と技術により、見た目の美しさはもちろん、水勾配を正確に計算した水はけの良い、耐久性の高い仕上がりを期待できます。 |
| 手間・労力 | 整地、重量物の運搬、敷き詰めなど、全ての工程が重労働です。特に夏場の作業は体力的に非常に厳しくなります。 | 打ち合わせと最終確認以外、基本的に手間はかかりません。デザインの相談から材料の調達、施工、後片付けまで全て任せられます。 |
結論として、体力に自信があり、時間をかけてでもコストを抑えたい、そして何より「自分の手で庭を造るプロセスそのものを楽しみたい」という方にはDIYが向いています。一方で、「美しく機能的な庭を確実かつ短期間で手に入れたい」「体力的な負担や失敗のリスクを避けたい」という方には、プロへの依頼が最適な選択となるでしょう。
DIYの工程チェックリスト
DIYで庭石の施工に挑戦するなら、成功の鍵は「段取り」にあります。特に、見えない部分である「下地づくり」をいかに丁寧に行うかで、仕上がりの美しさと耐久性が決まると言っても過言ではありません。以下のチェックリストに沿って、一つ一つの工程を確実に行いましょう。
- 計画と準備
まず、どこに、どのような雰囲気で、どの庭石を敷くのかを具体的にデザインします。敷きたい範囲の面積を正確に測り、必要な庭石の量と防草シートの量を計算しましょう。庭石の厚みは、人が歩く場所なら3〜5cmが目安です。 - 除草と整地(鋤取り)
施工範囲の雑草、石、木の根などを徹底的に取り除きます。その後、庭石の厚みと、必要であれば砕石を敷く厚み(5cm程度)を考慮して、地面を掘り下げ(鋤取り)、平らにならします。 - 転圧
地面を固める「転圧」は、後々の沈み込みを防ぐための非常に重要な工程です。面積が狭ければ足で踏み固めることも可能ですが、より強固な下地を作るためには「タンパー」という道具で突き固めるか、ホームセンターでレンタルできる「転圧機(プレートコンパクター)」を使用するのが理想的です。 - 防草シートの敷設
転圧した地面の上に、隙間なく防草シートを敷き詰めます。シート同士は最低10cm以上重ね、風でめくれないように専用の固定ピンで50cm〜1m間隔でしっかりと固定します。この一手間が、将来の雑草処理の労力を劇的に減らしてくれます。 - 庭石の敷き均し
防草シートの上に庭石を運び入れ、レーキやスコップを使って均一な厚みになるようにならしていきます。一箇所にまとめて置くのではなく、複数の場所に山を作るように置いてから広げると、作業がスムーズに進みます。
安全対策と必要工具
DIYは楽しいものですが、慣れない土木作業には危険も伴います。怪我なく安全に作業を終えるために、適切な準備と心構えが不可欠です。必要な工具を揃え、安全対策を万全にしてから作業に臨みましょう。
DIYで揃えたい基本工具
- スコップ(角スコ・剣スコ):土を掘ったり、砂利を移動させたりするのに必須です。
- レーキ(トンボ):地面を平らにならしたり、砂利を均一に広げたりするのに使います。
- 一輪車(ネコ車):土や庭石など、重量物を運搬する際に体の負担を大幅に軽減します。
- 作業用手袋(軍手):手の保護のために必ず着用しましょう。石を扱う際は厚手のゴム手袋がおすすめです。
- 長靴または安全靴:足元の怪我や汚れを防ぎます。
- メジャー:面積や水平を測るために必要です。
- カッターナイフ・ハサミ:防草シートをカットする際に使用します。
作業を安全に進めるための注意点
庭石のDIYは、想像以上の重労働です。特に重量のある石や土の袋を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、腰を痛めないように注意してください。一人で無理をせず、家族や友人に手伝ってもらうか、複数日に分けて作業計画を立てることが大切です。また、夏場は熱中症のリスクが非常に高まります。こまめな水分補給と、日中の暑い時間帯を避けて作業するなど、体調管理には最大限の注意を払いましょう。電動工具を使用する場合は、取扱説明書をよく読み、保護メガネを着用するなど、基本的な安全ルールを必ず守ってください。
数量とコストの見積もり方
おしゃれな庭石を使った庭づくりを成功させるには、デザインだけでなく、しっかりとした予算計画が不可欠です。「思ったより石の量が必要だった」「送料や手数料を含めたら予算オーバーしてしまった」という失敗を防ぐため、ここでは必要量の計算方法から、見落としがちな費用まで含めた総額の管理方法を詳しく解説します。
必要量の計算式と購入単位の目安
庭石を購入する際、最も重要なのが「必要量」の算出です。量が少なすぎると地面が見えてしまい、追加購入すると送料が二重にかかったり、ロット違いで色が変わってしまったりする可能性があります。逆に多すぎると、余った石の処分に困ってしまいます。まずは基本的な計算方法をマスターしましょう。
砂利や玉砂利など、敷き詰めるタイプの庭石の必要量は、以下の計算式で簡単に求められます。
ステップ1:必要な体積(㎥)を計算する
面積(㎡)× 敷きたい厚さ(m) = 必要な体積(㎥)
ステップ2:必要な重さ(kg)を計算する
必要な体積(㎥)× 庭石の比重(約1,500~1,800kg/㎥) = 必要な重さ(kg)
例えば、「幅2m、奥行き5m(10㎡)の場所に、厚さ4cm(0.04m)で砂利を敷く場合」で計算してみましょう。
10㎡ × 0.04m = 0.4㎥
0.4㎥ × 1,600kg/㎥(一般的な砂利の比重) = 640kg
となり、約640kgの砂利が必要だとわかります。20kg入りの袋で購入する場合、640kg ÷ 20kg = 32袋 が必要数の目安となります。
下の表は、庭石の種類ごとに推奨される厚みと、1平方メートルあたりに必要となる重さの目安をまとめたものです。DIYプランを立てる際の参考にしてください。
| 庭石の種類 | 推奨される厚み | 必要量の目安(kg) | 購入目安(20kg袋) |
|---|---|---|---|
| 白玉砂利(粒径1~2cm) | 3~4cm | 約60~80kg | 3~4袋 |
| 五色砂利(粒径1~2cm) | 3~4cm | 約60~80kg | 3~4袋 |
| 青砕石(粒径2~3cm) | 4~5cm | 約80~100kg | 4~5袋 |
| 割栗石(粒径5~15cm) | 10~15cm(石が隠れる程度) | 約120~180kg | 6~9袋 |
※上記はあくまで目安です。石の形状や密度、敷き方によって必要量は変動します。
送料・搬入費・処分費まで含めた総額管理
庭石のコストを考える際、石そのものの価格だけで判断するのは危険です。特に重量物である庭石は、送料や搬入費が見積もり総額の大きな割合を占めることがあります。後悔しないために、以下の付帯費用も必ず予算に含めておきましょう。
- 送料
オンラインショップや遠方の専門店で購入する場合、必ず送料を確認しましょう。特に大量に購入すると、パレット単位での配送となり、数万円の送料がかかることも珍しくありません。 - 搬入費(小運搬費)
トラックが敷地の前までしか入れず、そこから庭まで作業員が手作業で運ぶ場合、別途「小運搬費」が発生することがあります。特に大きな景石や大量の砂利を注文する際は、搬入経路と追加料金の有無を事前に確認することが重要です。 - 既存物の処分費
元々あった庭石やコンクリート、植木などを撤去して新しい庭を作る場合、それらの処分費用がかかります。DIYで発生した残土やガラ(コンクリート片)も、自治体のルールに従って適切に処分する必要があり、費用がかかる場合があります。
以下のチェックリストを参考に、庭石本体以外にかかる費用を洗い出し、総額で予算を管理しましょう。
| 費目 | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| 材料費 | 庭石、防草シート、固定ピン、見切り材など | (上記価格表を参照) |
| 送料・運搬費 | 商品の配送料、トラックからの小運搬費など | 購入先・量により変動 |
| 工具・機材費 | スコップ、レーキ、転圧機(レンタル)など | 数千円~ |
| 処分費 | 既存の石、土、コンクリートなどの撤去・処分費用 | 業者や自治体により変動 |
サンプル取り寄せと色ブレ対策
特にオンラインショップで庭石を購入する際に重要なのが、画面上の色と実物の印象の違いをなくすための現物確認です。多くの専門店では、購入前にサンプル(見本)を取り寄せることができます。有料の場合もありますが、広い面積に敷いた後に「イメージと違った」と後悔するリスクを考えれば、非常に価値のある投資です。
また、天然石材には、採掘される層や時期によって色合いが微妙に異なる「色ブレ」が必ず存在します。この色ブレによる仕上がりのムラを防ぐために、以下の対策を心がけましょう。
- 一度に必要量をまとめて注文する
追加で注文すると、以前購入したものとロットが変わり、色が合わなくなる可能性が高くなります。必ず必要量を正確に計算し、一度に発注しましょう。 - 少し多めに購入しておく
数年後に部分的な補修が必要になった時のために、同じロットの石を少量、予備として保管しておくと安心です。 - 敷く前に複数の袋を混ぜ合わせる
届いた庭石をいきなり敷き始めるのではなく、複数の袋の中身を一度広げ、全体の色味を混ぜ合わせてから均等にならしていくことで、自然な風合いに仕上がります。
サンプルを確認する際は、乾いた状態だけでなく、実際に水をかけて濡れた状態の色も必ずチェックしてください。庭石は雨に濡れると表情が大きく変わるため、両方の状態を把握しておくことが、理想の庭づくりにつながります。
メンテナンスと長持ちのコツ
庭石を敷き、理想のお庭が完成したときの喜びは格別です。しかし、その美しい状態を長く維持するためには、設置後の定期的なメンテナンスが不可欠です。適切なケアを行うことで、庭石は経年変化さえも味わい深い景色の一部となります。この章では、日常的なお手入れから、少し手のかかる雑草やコケの対策まで、プロが実践するメンテナンスのポイントを具体的に解説します。
掃除・補充・防汚のルーティン
美しい景観を保つための基本は、日々のこまめなケアにあります。難しく考える必要はありません。お庭の状態に合わせた定期的なルーティンを確立することが、手間を最小限に抑え、長持ちさせる秘訣です。
定期的な掃除で美観をキープ
庭石の上の落ち葉や飛来してきたゴミは、見た目を損なうだけでなく、放置すると腐葉土化して雑草やコケの温床になります。特に、葉が落ちる秋から冬にかけては、こまめな掃除を心がけましょう。
| 庭石の種類 | おすすめの道具 | 掃除のポイント |
|---|---|---|
| 砂利・玉砂利 | 竹ぼうき、熊手、ブロワー | 石を散らさないよう、優しく掃き集めるのがコツです。ブロワーを使うと効率的ですが、風量で石が飛ばないよう注意が必要です。 |
| 白玉砂利など明るい色の石 | 高圧洗浄機(水圧を弱めて)、ブラシ | 排気ガスや泥はねで黒ずみが目立ちやすいです。半年に一度程度、高圧洗浄機で洗い流すと白さが蘇ります。ただし、水圧が強すぎると石が飛散したり、下の防草シートを傷める原因になるため、ノズルを離し、一番弱い水圧から試してください。 |
| 敷石・飛び石 | デッキブラシ、高圧洗浄機 | 表面の土汚れやコケは、デッキブラシでこすり洗いします。目地に詰まった土やゴミは、細い棒などで掻き出してから洗い流すと効果的です。 |
沈み込み・飛び散りへの補充
人が頻繁に歩く場所や駐車場では、年月と共に砂利が踏み固められて沈んだり、タイヤで掻き出されて偏りが生じます。防草シートが見えてきたり、厚みが均一でなくなったりしたら、それは補充のサインです。当初敷いた厚みの7〜8割程度になったと感じたら、同じ種類・同じサイズの庭石を補充しましょう。購入時期が違うとロットによる色ブレがあるため、少量を目立たない場所で試してから全体に馴染ませるのが失敗しないコツです。
事前の防汚対策
汚れが定着する前に対策を打つ「予防」も重要です。特に、汚れが目立ちやすい御影石の敷石や白系の庭石には、石材用の浸透性吸水防止剤や防汚コーティング剤を塗布するのも一つの方法です。雨水を弾き、汚れが内部に浸透するのを防ぐ効果が期待できます。使用する際は、必ず石材の種類に適したものを選び、目立たない場所で試してから施工してください。
雑草・コケ対策の実務ポイント
どんなに丁寧な下準備をしても、雑草やコケとの戦いは庭を持つ上での永遠のテーマかもしれません。しかし、発生のメカニズムを知り、適切な対策を講じることで、その手間を大幅に軽減することができます。
しつこい雑草への対処法
防草シートを敷いていても、シートの隙間や上に溜まった土埃から雑草が生えてくることがあります。雑草は小さいうちに、根こそぎ抜き取ることが最も効果的で低コストな対策です。大きく成長してしまうと根が張り、抜きにくくなるだけでなく、景観も大きく損ないます。
- 手で抜く: 最も確実な方法です。雨上がりの地面が柔らかい時を狙うと、根からスムーズに抜けます。
- 除草剤を使う: 広範囲に発生して手に負えない場合は、除草剤の使用も検討します。庭石の隙間に使える粒状タイプや、葉から吸収させる液体タイプなどがあります。周辺の植栽に影響が出ないよう、製品の注意書きをよく読み、風のない日にピンポイントで散布しましょう。
- 熱湯をかける: 小さな範囲であれば、熱湯をかけることでも除草効果があります。ただし、火傷に十分注意し、植物の根元にはかからないようにしてください。
日陰のコケ・藻の除去と予防
日当たりが悪く湿気がちな北側の犬走りや木の根元は、コケや藻が発生しやすい場所です。緑のコケは風情がある場合もありますが、増えすぎると滑りやすくなり危険です。
| 対策方法 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
| ブラシでこすり落とす | 手軽でコストがかからない。 | 石材を傷つける可能性がある。広範囲の作業は重労働。 |
| 高圧洗浄機 | 広範囲を効率的に除去できる。 | 石が飛んだり、目地を傷めるリスクがある。水圧の調整が必須。 |
| 市販の除去剤・予防剤 | 散布するだけで効果があり、再発防止効果も期待できる。 | 周辺の植物に影響を与える可能性がある。製品の成分や使用方法を要確認。 |
コケ対策で最も重要なのは、発生しにくい環境を作ることです。水はけを良くするために地面に少し勾配をつけたり、木の枝を剪定して風通しと日当たりを改善したりするだけでも、コケの発生を大幅に抑制することができます。美しい庭は、一日にしてならず。日々の少しの気配りが、何年先までも続く心地よい空間を育んでくれるのです。
実例ギャラリーとビフォーアフター
頭の中のイメージを具体的な形にする一番の近道は、実際のおしゃれな庭の事例を見ることです。ここでは「小さな庭」と「広い庭」という、多くの方が抱えるであろうお悩みに焦点を当て、庭石を活用して見事に生まれ変わったビフォーアフター事例をご紹介します。スペースの制約や広さゆえの悩みを、庭石がどのように解決してくれるのか、その劇的な変化とプロのテクニックをご覧ください。
小さな庭でも映えるスモールスペース術
限られたスペースだからこそ、一つひとつの素材選びや配置の工夫が光ります。小さな庭では、圧迫感を与えずに奥行きや広がりを感じさせることが成功の鍵。庭石を効果的に使うことで、狭さを感じさせない、機能的でおしゃれな空間が生まれます。
【Before】雑草と物置だけの殺風景な裏庭が… → 【After】白玉砂利と景石で明るい和モダン坪庭に
限られたスペースだからこそ、一つひとつの素材選びや配置の工夫が光ります。
日が当たりにくく、湿気がちで雑草に覆われていた犬走りや裏庭。そんな手つかずの空間が、光と静寂を感じる美しい坪庭に生まれ変わった例があるんです。
まず防草シートを徹底的に敷き込んで、雑草対策を万全に。その上に白い玉砂利を敷き詰めることで、光を反射して空間全体が明るい印象になりました。
「芝生に憧れて植えたものの、芝刈りや雑草取りが追いつかない」というお悩みは本当によく聞きます。管理が大変だった芝生エリアを思い切ってリフォームして、鉄平石を乱張りにして、ローメンテナンスでおしゃれなテラス空間を創出。残りのスペースには防草シートを敷いた上に、ゴツゴツとした溶岩石や割栗石をダイナミックに配置。手間のかかる庭から、眺めても過ごしても楽しい、個性的なドライガーデンへと劇的に変化したんですよ。
| 改善ポイント | 使用した主な庭石 | テクニック |
|---|---|---|
| 暗くジメジメした印象の改善と雑草対策 | 白玉砂利、青石(景石) | 明るい色の砂利で光を反射させ、空間を広く見せる。景石で高低差を生み出し、視線を誘導する。 |
【Before】手入れが難しい芝生の庭が… → 【After】鉄平石のテラスとドライガーデンでおしゃれな憩いの場に
「芝生に憧れて植えたものの、芝刈りや雑草取りが追いつかない」というお悩みは非常に多いです。この事例では、管理が大変だった芝生エリアを思い切ってリフォーム。リビングからフラットにつながる部分には鉄平石を乱張りにし、ローメンテナンスでおしゃれなテラス空間を創出しました。残りのスペースには防草シートを敷いた上に、ゴツゴツとした溶岩石や割栗石をダイナミックに配置し、アガベやユッカなどを植栽。手間のかかる庭から、眺めても過ごしても楽しい、個性的なドライガーデンへと劇的に変化しました。
| 改善ポイント | 使用した主な庭石 | テクニック |
|---|---|---|
| 芝生のメンテナンス負荷の軽減とデザイン性の向上 | 鉄平石(乱形)、溶岩石、割栗石 | 用途の異なるエリアを石材で明確にゾーニング(空間分け)する。質感の違う石を組み合わせ、表情豊かな景観を作る。 |
広い庭を引き締めるスケールコントロール
広い庭は自由度が高い反面、「どこから手をつけていいかわからない」「ただ広いだけで間延びしてしまう」といった悩みも。空間全体にメリハリを生み出し、単調に見せないための「スケールコントロール」が重要になります。
【Before】ただ広いだけで間延びした平坦な庭が… → 【After】曲線の園路と割栗石で空間を仕切るダイナミックな庭へ
広々としているものの、平坦で特徴がなかったお庭。ここに枕木風のコンクリート平板でゆるやかにカーブする園路(小道)を設けました。 人の動線と視線を自然に誘導することで、庭を歩く楽しさが生まれます。 さらに、園路の両脇には土を盛って高低差をつけ、大小の割栗石を大胆に配置。その合間にグラス類や低木を植栽することで、ナチュラルで立体感のあるロックガーデン風の景色が広がります。園路によって空間が緩やかに仕切られ、それぞれのエリアに役割が生まれたことで、広さを活かしたメリハリのある庭が完成しました。
| 改善ポイント | 使用した主な庭石 | テクニック |
|---|---|---|
| 平坦で単調な印象の払拭と空間のゾーニング | 割栗石、コンクリート平板(枕木風) | 曲線のアプローチで奥行きと動きを演出。盛り土と石組み(石を配置すること)で高低差を作り、視線のポイント(フォーカルポイント)を設ける。 |
【Before】活用しきれていない家庭菜園スペースが… → 【After】ウッドデッキと青砕石の広場で多目的なアウトドアリビングに
かつては家庭菜園を楽しんでいたものの、今は管理が行き届かず雑草だらけになっていた広いスペース。リビングから続くウッドデッキを拡張し、その先の広大なエリアは防草シートを敷設した上にブラウン天然川砂利を敷き詰めました。丸みのあるナチュラルカラーのブラウン天然川砂利は、バーベキューコンロやアウトドアファニチャーとの相性も抜群。あえて物を置きすぎないフラットな空間にすることで、子供が走り回ったり、友人を招いてパーティーをしたりと、多目的に使える自由な広場へと生まれ変わりました。雑草取りの悩みから解放され、家族が集うアクティブな空間になっています。
| 改善ポイント | 使用した主な庭石 | テクニック |
|---|---|---|
| 管理負荷の軽減と空間の有効活用 | ブラウン天然川砂利 | 「余白」をデザインし、多目的な利用を可能にする。建物の色と相性が良い砂利を選ぶことで、家との一体感を演出する。 |
まとめ
この記事では、庭石を使ったおしゃれな庭づくりのアイデアを、基礎知識から具体的なコーディネート術、メンテナンス方法まで網羅的に解説しました。
庭石は、単に地面を覆うだけじゃなく、庭全体のテイストを決定づける重要なデザイン要素なんです。理想の庭を実現するためには、まず「どのような庭にしたいか」という完成イメージを明確にすることが最も重要。
シンプルモダンならシャープな印象の砕石、ナチュラルな雰囲気なら温かみのあるゴロタ石、和モダンなら御影石や鉄平石。目指すテイストによって最適な庭石は異なります。
さらに、庭石単体で考えるんじゃなく、植栽やウッドデッキ、人工芝といった他の素材と組み合わせることで、デザインの幅は格段に広がるんですよ。
DIYで挑戦するにせよ、プロに依頼するにせよ、正しい知識を持って計画を進めることが成功への近道。まずはサンプルを取り寄せたり、ご自宅の庭を眺めながらレイアウトを考えたりすることから始めてみてください。
ちなみに、私も最初は「石なんてどれも一緒」って思ってたんですけど、この仕事を50年近くやってきて、石一つ一つに個性があって、それぞれに最適な場所があるってことがわかったんです。
皆さんも、庭石を上手に活用して、あなただけの理想のおしゃれな庭を実現させてくださいね。何か分からないことがあれば、いつでも相談に乗りますよ。とりあえず、楽しんで庭づくりしてもらえたら嬉しいです。
約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。
DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。
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