【庭石屋3代目が教える】枯山水の作り方|5万円DIY vs 50万円プロ施工を徹底比較
- 庭をおしゃれな和風空間にしたい
- 枯山水に興味があるけど、作り方がわからない
- 初心者でも失敗しない庭造りのコツが知りたい
自宅で本格的な庭造りを行うことにハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか?枯山水は手に入りやすい材料ばかりで作れる庭園です。この記事では枯山水の作り方や維持管理のポイントを解説します。記事を読めば初心者でも侘び寂びを感じる自慢の庭を作れます。

この記事を書いた人:ひろくん
(揖斐川庭石センター 3代目代表)
昭和34年創業。岐阜県揖斐川町で、祖父の代から続く石材店の3代目。「石」の目利きと、現代の住宅に合うドライガーデン提案が得意。
枯山水とは水を使わずに石やコケなどで山水の趣を表す庭造りの手法
枯山水(かれさんすい)とは
水を使わずに、石や砂、草木などで山水の風景を表現する日本庭園の様式の一つです。
白砂や砂利で「水面」を、石で「山」や「島」を表現し、見る人の心に情景を思い浮かばせる、禅の精神に基づいた抽象的な庭園です。室町時代に禅寺で発展しましたが、現在は一般住宅の庭や坪庭としても人気があります。
枯山水に関する以下2点を詳しく解説します。
- 枯山水の定義と特徴
- 枯山水の歴史と魅力
枯山水の定義と特徴
枯山水は、水を使わずに石や砂利だけで山や川といった自然の景色を作り出す日本の庭のスタイルです。枯山水を作る際に使用する素材はそれぞれ以下のものを象徴しています。
- 石:山・滝・海・島
- 白砂や砂利:川の流れ・海・雲
- 砂紋(さもん):水の流れ・波
砂紋は本来、水や風の流れによって砂地に自然にできる波状の起伏を指します。枯山水では、白砂や細かい砂の表面に箒目(ほうきめ)と呼ばれる波紋のような模様を人工的に描き、水の流れや波を表現します。
枯山水は限られた材料だけで自然の風景を抽象的に描き出し、庭を見る人の心に静けさや奥深さを感じさせます。庭園によっては苔や植物も用いられますが、全体として静かで落ち着いた雰囲気を作り出すことが重視されます。
» 文化庁「文化財活用のためのバリアフリー化実例集」(外部サイト)
枯山水の歴史と魅力
枯山水の魅力はシンプルな美しさと庭を見る人の心を落ち着かせてくれる奥深さにあります。水を使わずに石と砂だけで広大な自然を表現する枯山水は日本ならではの庭園です。枯山水は平安時代の終わりに原型が生まれました。
鎌倉時代に禅宗が日本に伝来すると、枯山水は禅の思想と結びつき始めました。室町時代になると禅の教えと枯山水は結びつきがさらに深まり、修行の一環として発展していきます。
枯山水の見方は庭を見る人の心に委ねられています。静かな空間に身を置くと侘び寂びを感じられ、自分自身と向き合う時間を持つことが可能です。気持ちが穏やかな日と落ち着かない日で庭の景色が違って見える場合があります。時代が変わっても多くの人を惹きつける美しい構成が枯山水の魅力です。
» 文化庁「浄庭園」(外部サイト)
» 政府広報オンライン「「生命体」のような日本庭園」(外部サイト)
狭いスペースでも楽しめる!枯山水×坪庭の魅力
「庭がないから無理」と諦めていませんか?
実は、枯山水は坪庭(建物内や建物間の狭小スペース)やベランダ・室内でも再現できる庭園スタイルです。
🏡 室内枯山水のメリット
- 賃貸でもOK(原状回復可能)
- 天候に左右されない
- ミニチュアキットなら数千円で始められる
- 1畳分から施工可能(弊社の坪庭プラン)
「うちには広い庭がない…」という方こそ、枯山水が最適。狭いからこそ、石1つ1つの配置が際立ち、奥深い景色を作り出せます。
枯山水を自宅で作るための準備
枯山水を自宅で作るための準備は以下のとおりです。
- 必要なスペースを確保する
- 使用する材料と道具を準備する
- 枯山水のデザインを考える
必要なスペースを確保する
庭の広さが限られていても、枯山水は1坪程度のスペースでも作れます。枯山水を作るスペースを確保する際のポイントは以下のとおりです。
- 鑑賞しやすい場所を選ぶ
- 石の大きさや数に合わせる
- 水はけが良い場所を選ぶ
- 周囲とのバランスを考える
庭の一角やベランダ、玄関脇などが鑑賞しやすい場所としておすすめです。枯山水を作るスペースは雑草を取り除き、地面を平らにならしておきましょう。水はけが悪い場所は砂利の下に水が溜まらないように対策します。枯山水は日陰でも作れますが、植物を置く場合は日当たりも考慮しましょう。
使用する材料と道具を準備する
枯山水作りを始める前に材料と道具を準備しておくと、スムーズに庭作りを進められます。枯山水を作るうえで必要な材料と道具は以下のとおりです。
- 砂利・白砂
- 景石(大小さまざまな石)
- 防草シート
- 見切り材(縁石・レンガ・木材など)
- レーキ(砂紋用の熊手)
- スコップ・シャベル
- 一輪車
- 水平器
- メジャー
- 苔や低木などの植物
枯山水作りに必要なアイテムはホームセンターや園芸用品店などで購入できます。
枯山水のデザインを考える
枯山水作りで大切なことは完成のイメージを具体的に描くことです。以下のポイントを参考にして自分だけの枯山水デザインを考えましょう。
- 作り出す風景のテーマ(山・川・海など)を決める
- 庭の骨格となる石の数や置き方を考える
- 砂利で表現したいもの(水面・雲など)を決めて色や種類を選ぶ
- 砂利に描く模様(水の流れ・波紋など)のデザインを考える
- 庭を眺める場所(部屋・縁側など)からの見え方を考える
- ものを置きすぎず「何もない空間」の美しさを生かす
- アクセントになる植物(苔や小さな木など)の種類と置く場所を決める
枯山水のデザインを決めておくと作業の途中で迷わずに済み、全体のバランスが取れた美しい庭に仕上がります。
🪨 石材店が教える「失敗しない石選び」
私たちが過去、自社・他社の手伝いで、100件以上の施工で学んだこと:
「白川砂を買ったら思ったより粒が大きかった」
「石を3つ買ったけど色がバラバラで統一感がない」
「ホームセンターの石は角が尖ってて危ない」
こんな失敗、毎月10件以上相談されます。
✅ プロが選ぶ3つの基準
- 石の「顔」を見極める → 正面から見て最も美しい角度を探す(石には必ず「表情」がある)
- 色の統一感 → 同じ産地の石を選ぶ(揖斐石なら揖斐石で統一)
- サイズの黄金比 → 主石:添石 = 3:2:1 のバランス
💡 石選びで迷ったら:弊社では「庭の写真を送るだけ」で石のプロが最適な石を提案します。
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【30秒で分かる】枯山水の作り方 4ステップ
- 整地と防草対策: 雑草を抜き、防草シートを隙間なく敷く。
- 石の配置(石組): メインとなる景石(けいせき)を据える。
- 砂利敷き: 白川砂利などの化粧砂利を厚さ4〜5cmで敷き詰める。
- 砂紋(さもん)を描く: レーキ(熊手)を使って、砂利に波模様を描く。
枯山水の作り方
枯山水の作り方:準備から完成まで
💰 まず気になる費用は?
| 方法 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| DIYの場合 | 5万円〜 | 砂利・石・防草シート込み |
| プロ施工の場合 | 50万円〜 | 設計・施工費含む |
DIYなら予算10分の1で始められます。ただし、石選びや配置を失敗すると「やり直し地獄」に陥るケースも。
以下の手順を守れば、初心者でもプロ級の仕上がりを目指せます。
- 枯山水のベースとなる白砂を敷く
- 枯山水に欠かせない石を置く
- 枯山水の中にオブジェクトを置く
- 枯山水に合う植物を植える
枯山水のベースとなる白砂を敷く
美しい枯山水を作るには土台となる白砂を丁寧に敷くことが重要です。枯山水の土台作りをきちんと行わないと後から雑草が生えてきたり、雨で白砂が庭の外へ流れてしまったりします。白砂の表面がでこぼこしていると、きれいな模様を描けません。
枯山水の土台を作る際は地面を平らに整地し、雑草が生えてこないように防草シートを適切に敷きます。砂利が外にこぼれないよう、レンガや木材、石材などで周りを囲いましょう。防草シートの上に白川砂などの枯山水に合う白砂を3~5cmほどの厚さで均一に広げます。
トンボやレーキを使い、白砂の表面が水平になるように丁寧にならしてください。石を置く予定の場所の周りもムラなく整えることで、美しい枯山水の基礎が完成します。
白砂を敷いたら、砂紋(さもん)を描いてみよう
砂紋とは、砂の表面に熊手で描く波紋模様。水の流れを表現します。
🎨 初心者向けの描き方
- 道具:竹熊手(100均でOK)または割り箸3本をテープで束ねる
- 描き方:
- 石を中心に同心円を描く → 池の波紋
- 一方向に直線を引く → 川の流れ
- ランダムな曲線 → 大海原
- コツ:力を入れず、砂の表面を「なでる」感覚で
枯山水の象徴「砂紋(さもん)」の意味と種類
枯山水にある砂の波模様は「砂紋」と呼ばれ、水の流れや波の動きを表現しています。実は、描く模様によって意味が異なります。
- 漣紋(さざなみもん): 穏やかな水面を表す、最も一般的な平行線の模様。
- 渦巻紋(うずまきもん): 石の周りに円を描き、水面に落ちた雨の波紋や、雲海を表します。
- 青海波紋(せいがいはもん): 扇状の波を重ねた、大海原の荒波を表す模様。
DIYでは、まずは基本の「漣紋」から挑戦し、慣れてきたらアレンジを加えるのが楽しみの一つです。
維持のポイント
雨風で崩れるため、月1回の「描き直し」が必要。これも枯山水の楽しみの一つです。
参考記事↓
岐南町 古民家再生の庭 砂利敷き・石積み・造園工事 final ー砂紋を描くー
【プロ直伝】失敗しない石選びの3原則
枯山水の完成度は8割が石選びで決まるといっても過言ではありません。
70年続く庭石店の3代目として、以下の基準を守れば失敗しません。
(手で持てる大きさを基準にしています。また、色も1つのパターンとして考えてください)
① サイズのバランス
- 主石(メイン):30〜50cm
- 副石(添え石):15〜25cm
- 捨て石(補助):10cm以下
→ 3:2:1の法則で配置すると自然な奥行きが出る
② 色選び
- 白砂利の庭:グレー系の石
- 苔メインの庭:茶系の石
→ 色相環で「隣接色」を選ぶと調和する
③ 形状の法則
- 尖った石:山を表現(垂直に立てる)
- 丸い石:水の流れ(横向きに寝かせる)
- 平たい石:陸地(地面に埋める)
⚠️ よくある失敗例
❌ ホームセンターで「安い石」を大量購入
→ 色がバラバラで統一感ゼロ
✅ まず「主石」を1個だけ購入→それに合う副石を後から追加
→ 色と形状が揃い、プロ級の仕上がりに
枯山水に欠かせない石を置く
枯山水において石は庭の骨格となる主役です。石の置き方を工夫すれば庭全体の印象が大きく変わります。石の配置は「三尊石組(さんぞんいわぐみ)」が基本です。三尊石組は1番大きな主石(しゅせき)を庭の中心に据え、主石の両側に少し小さな添え石(そえいし)を置く形です。
石は奇数で組むと庭全体のバランスが良くなります。石には1番きれいに見える顔(正面)があるため、色々な角度から石を眺めて適切な向きを探しましょう。複数の石を置く場合は高さを少しずつ変えると、庭に立体感と奥行きが生まれます。
石の配置には「型」がある?基本の石組(いしぐみ)
石を適当に置いてもそれらしくはなりますが、伝統的な「型」を知っておくと、庭の格調が一気に高まります。
三尊石組(さんぞんいしぐみ)
仏教美術から来た配置法で、中央に最も背の高い石(主石)を置き、その左右に低い石(脇石)を添える三角形の構成です。バランスが取りやすく、初心者でも美しく仕上がります。
石を白砂に少し埋めるように置くと安定して自然な雰囲気を出せます。庭のデザインや環境に応じて埋める程度を調整してください。石の置き方にこだわると石が生き生きとした美しい枯山水を作ることが可能です。石の置きすぎに注意し、白砂が描く「余白の美」を大切にしましょう。
枯山水の中にオブジェクトを置く
石や砂紋の配置が完了したら庭にアクセントとなるオブジェクトを置きましょう。オブジェクトは庭の雰囲気を豊かにする大切な要素です。枯山水に石灯籠やミニチュアの五重塔などを加えるだけで、枯山水の世界に深みと物語が生まれます。
オブジェクトを枯山水に配置すると、光や音、水の気配などを間接的に感じることが可能です。静かな空間に動きやリズムを与え、庭を見る人の想像力をかき立てます。魅力的な枯山水を作るためにおすすめのオブジェクトは以下のとおりです。
- 石灯籠
- つくばいや水鉢
- ししおどし
- モダンな彫刻やアート作品
石灯籠は夜にライトアップすると幻想的な庭を演出できます。つくばいや水鉢を和風庭園や茶庭に配置すると、庭に潤いと深みをもたらします。ししおどしの響きは水を使った日本庭園の心地よいアクセントになるためおすすめです。枯山水にモダンな彫刻やアート作品を置くと庭に現代的な要素を加えられ、個性的な空間をつくり出せます。
オブジェクトは置きすぎると全体のバランスが崩れてしまうので、数を絞って配置しましょう。
枯山水に合う植物を植える
枯山水に植物を加えると庭全体に活力と彩りが生まれます。石や砂だけでは表現しきれない季節の移り変わりや時間の流れを植物が感じさせてくれるためです。枯山水には庭の静かな雰囲気を壊さない、和の趣に合った植物を選びましょう。枯山水に適切な植物は以下のとおりです。
- コケ類
- マツ
- シダ植物
- タマリュウ
- ナンテン
- アオキ
- トクサ
- サツキやツツジ
- ギボウシ
コケ類は石や地面に張り付いて静かな時間の流れを表現します。マツはクロマツやゴヨウマツなど、手入れで形を整えやすい植物です。シダ植物は日陰に強く、和の雰囲気を一層深めてくれます。タマリュウは管理が簡単で景観を引き締めてくれる下草です。
ナンテンは冬に付く赤い実が庭の差し色になり、縁起物としても人気があります。アオキは日陰でもよく育ち、一年中つややかな緑の葉を楽しめます。トクサは庭にすっきりとした印象を与えてくれる植物です。サツキやツツジは刈り込んで形を作りやすく、景観に馴染みます。
迷ったらこれ!プロが選ぶ「枯山水」推奨セット
「どの石を組み合わせればいいか分からない…」
そんな初心者の方のために、京都の庭園でも使われる本物の素材を厳選しました。これさえあれば、ご自宅で本格的な枯山水がすぐに始められます。


※プロが厳選した石を、ご自宅の玄関まで配送します
ギボウシはさまざまな葉の色や形があり、日陰部分を飾る際に役立つ植物です。枯山水に植物を上手に配置することで石や砂利と調和した自分だけの美しい枯山水を作れます。
初心者でも失敗しない枯山水作りのコツ
初心者でも失敗しない枯山水作りのコツとして、以下の2点を紹介します。
- 水要素の表現方法
- 季節感を演出するテクニック
水要素の表現方法
枯山水作りでは砂利や石、植物などの使い方を少し工夫するだけで庭に水があるかのような風景を作り出せます。 枯山水に白い砂利などを広く敷き詰めて大きな海や川の流れに見立てます。熊手を使って砂利の表面に模様を描くと、水の流れや波の広がりを表現可能です。
石の周りや地面に苔を配置すると水辺のしっとりとした雰囲気を演出できます。複数の石を縦方向に組むことで水が激しく流れ落ちる枯滝を作り出すことが可能です。 小さな橋の置物を枯山水に置くと川の流れを演出できます。
水要素の表現方法を意識すると庭を見る人の想像力をかき立て、川の流れや静かな水面をイメージさせられます。
季節感を演出するテクニック
枯山水に季節の植物や小物を少し加えるだけで、四季折々の美しい表情を見せてくれます。庭の景色が季節とともに移り変わる様子は庭を見る人の心を和ませ、1年を通して庭造りの楽しみを深めてくれます。春や夏は、桜の花びらを模した小物を砂の上に置いたり、青々とした苔を配置したりして、みずみずしさを表現しましょう。
夏には風鈴を吊るすと音で涼を感じられます。秋は紅葉の落ち葉を砂利の上に散らしたり、ススキの穂を石の横に添えたりすると風情が生まれます。冬は白い化粧砂利を使って雪景色を表現し、南天や千両などの植物を植えると庭に彩りを加えることが可能です。
枯山水を長持ちさせるポイント
枯山水を長持ちさせるポイントは以下のとおりです。
- 季節ごとの手入れ方法
- 砂紋の維持と修復方法
- 石や植物の管理術
季節ごとの手入れ方法
日本には四季があり、季節ごとに庭の環境は大きく変わります。春には草が芽吹いて夏は雨が多く、秋は落ち葉が増えて冬は雪や霜に見舞われるため、四季に合った枯山水の手入れが必要です。春には冬の間に積もった落ち葉やゴミを掃除します。雑草はこまめに抜きましょう。
夏は梅雨や夕立で崩れた砂紋を整え、定期的に草取りを行います。夏は湿気による苔の発生に注意が必要です。苔が増えすぎると庭全体のバランスが崩れる原因になります。台風に備えて石などが動かないか確認しましょう。
秋は砂利の上に落ち葉がたくさん積もります。落ち葉は汚れや湿気の原因になるためこまめな掃除が必要です。雪深い地域では冬に植物を雪の重みから守る雪囲いをします。霜柱で砂利が持ち上がる場合があるため、春が来たら平らにならしましょう。
砂紋の維持と修復方法
砂紋は雨や風、動物の侵入などによって崩れやすいため、手入れをしないと枯山水の見た目が損なわれます。雨や強風の後は砂利レーキや熊手を使って模様を描き直しましょう。落ち葉やゴミは模様を乱さないようにブロワーで吹き飛ばすか、手で丁寧に取り除きます。
木酢液や市販の忌避剤を使うと猫などの侵入を防ぐことが可能です。庭全体の美しさを保つために月1〜2回を目安にすべての砂紋を描き直しましょう。砂紋を直す際は一度表面を平らにならしてから、同じ力と速さで描くときれいに仕上がります。雨上がりは砂がまとまるため作業しやすくなります。
石や植物の管理術
石や植物は時間とともに変化するため、手入れをしないと庭全体のバランスが崩れたり景観が悪くなったりします。石に生えた苔は景観の一部として生かし、霧吹きで湿度を保ちましょう。カビや鳥のフンが石に付いている場合は石を傷つけないように柔らかいブラシで取り除きます。
大きな置き石がぐらつかないか定期的に確認してください。植物への水やりは砂の模様を崩さないよう、根元に行いましょう。植物が育ちすぎて庭のバランスを崩さないように定期的に剪定します。枯れた葉や枝は病気や虫の発生源になるため見つけ次第取り除きましょう。
定期的な掃除や手入れを行うことで石と植物が調和した美しい状態を維持でき、枯山水の魅力を長く楽しめます。
枯山水のアレンジ方法
枯山水のアレンジ方法として、以下の2点を紹介します。
- 色砂を使ったモダンな庭園デザイン
- 鉢庭やミニチュア枯山水での楽しみ方
色砂を使ったモダンな庭園デザイン
色砂を使用するとカラフルでモダンな庭に仕上がります。色砂の使用は自分だけの個性的な庭造りを楽しみたい方に最適なアレンジ方法です。
青色の砂を使うと海や川を表現でき、緑色の砂を使えば芝生や苔を表現できます。ピンク色の砂は桜並木をイメージさせるアイテムです。伝統的な枯山水とは異なる新しい庭園スタイルとして楽しめます。
複数の色を組み合わせてグラデーションにしたり、一部分だけ色砂をアクセントとして使ったりすることもおしゃれな演出です。季節やイベントに合わせて砂の色を変えれば手軽に庭の雰囲気を一新できます。色砂を使った枯山水を長く楽しむには、雨や太陽光に強い色あせしにくい素材を選びましょう。
鉢庭やミニチュア枯山水での楽しみ方
鉢庭やミニチュアの枯山水は限られたスペースでも手軽に庭を楽しめる方法です。器や置く小物を工夫するだけで枯山水の世界観を表現でき、インテリアとしても役立ちます。鉢庭やミニチュアの枯山水はいつでも砂の模様を描き直せるため、気分転換やリラックスにも最適です。
季節の小物や好きなフィギュアを枯山水に配置して、自分だけの物語を作りましょう。手作りキットを作成すればユニークなプレゼントとして喜ばれます。
枯山水づくりに関する「よくある質問」
自宅で枯山水を作る際、多くの方が疑問に思うポイントを石のプロが解説します。
Q. 雨が降っても砂紋(模様)は消えませんか?
A. 強い雨だと崩れますが、それが「趣」です。
砂利の重みである程度は耐えますが、豪雨の後は模様が薄くなることがあります。しかし、雨上がりに無心でレーキを引いて砂紋を直す時間こそが、枯山水を持つ醍醐味であり、禅の修行のようなリラックス効果をもたらします。
Q. 枯山水の維持・手入れは大変ですか?
A. 実は、普通の庭より手入れは楽です。
防草シートの上に砂利を敷いているため、雑草取りの手間は激減します。主な手入れは「落ち葉拾い」と「砂紋の引き直し」だけ。植物(苔や植木)を少なめにすれば、水やりの手間もほとんどありません。
Q. マンションのベランダでも作れますか?
A. はい、「箱庭」スタイルなら可能です。
木枠を作って防水シートを敷き、その中に砂利を入れれば、ベランダでもミニ枯山水を楽しめます。ただし、避難ハッチを塞がないよう注意し、大規模な石の搬入はベランダの耐荷重を確認してください。
Q. 必要な砂利の量はどれくらいですか?
A. 1平米あたり約60kg〜80kg(厚さ4〜5cm)が目安です。
砂紋をきれいに描くには、砂利にある程度の「厚み」が必要です。薄すぎると防草シートが見えてしまい、興醒めしてしまいます。当店では配送も行っていますので、重い砂利の運搬もお任せください。
枯山水で癒しの空間を演出しよう
枯山水は砂や砂利、石などを主要な要素とし、苔や植栽なども組み合わせて構成される庭園スタイルです。枯山水の砂紋が水の流れを表現し、石の配置で雄大な自然景色を演出します。砂紋を整える作業は禅の修行の一環として行われ、瞑想効果があり、集中力を高めたいときに効果的です。
夜間に枯山水をライトアップすると幻想的な雰囲気も楽しめます。枯山水の静かな美しさが日々の忙しさを忘れさせ、心を落ち着かせてくれます。
line(ライン)を使われてる方は、ぜひ、弊社の公式LINE公式アカウントに「友だち登録」して、気楽に問い合わせしてみてください。
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