割栗石の選び方完全ガイド|サイズ別実測データで施工高さ・必要袋数が5秒で分かる

割栗石の選び方完全ガイド|サイズ別実測データで施工高さ・必要袋数が5秒で分かる

1. 割栗石とは?基礎知識と用途

1-1. 割栗石の定義

割栗石(わりくりいし)は、天然の岩を人工的に割って作った角ばった石のこと。丸い「玉砂利」や細かい「砂利」とは異なり、ゴツゴツした荒々しい表情が特徴です。

角が立っているため石同士が噛み合って動きにくく、土木・建築現場では昔から基礎の石として使われてきました。最近では、そのワイルドな見た目が「おしゃれ」と評価され、ロックガーデンやモダン外構のDIY素材として人気が急上昇しています。

1-2. 主な用途

  • ロックガーデン:大きめの石(150-300mm)で段差や立体感を演出
  • 雑草対策:防草シート+割栗石(50-150mm/7cm厚)で根絶
  • 乱張り風アプローチ:選別した平石(50-150mm)を土orモルタルで固定 → 石の敷き方の基本手順はこちらで詳しく解説
  • 土留め・境界:150-300mmを並べて高低差を処理
  • ドライガーデン:多肉植物+割栗石でメンテナンスフリーの庭

1-3. 玉砂利・砕石との違い

種類

形状

用途

価格

割栗石

角ばった不定形

ロックガーデン・雑草対策・アプローチ

玉石

丸い(川原の石)

化粧敷き・和風庭園

ごろた石

丸~角が取れてるが不定形の自然石

化粧敷き・和風庭園

砕石

角ばった細かい粒(1-4cm)

駐車場・基礎下地

2. 【最重要】サイズ別・実測データで分かる施工高さと必要袋数

ここがこの記事の最大のポイントです。
他のサイトは「50-150mmサイズ」とは書いていても、実際に敷いたら何cmの高さになるかは教えてくれません。

揖斐川庭石センターでは、実際に1㎡の試験施工を行い、高さと袋数を測定しました。

前提として、敷き詰め方として下記イラストの左側の敷き詰め方になります。まあ、みなさん左側のような敷き詰め方のような、立体的でゴツゴツしたような敷き詰め方を望んでいます。

2-1. 【実測データ】サイズ別の施工高さ

表記サイズ

実際の施工高さ(平均)

50-150mm

約10cm±3cm

150-300mm

約15cm±3cm

注意:これは「石同士もたれさせるように敷き詰めた時」の高さです。

2-2. 【実測データ】20kg袋の敷設面積

サイズ

1袋(20kg)で敷ける面積

1m²に必要な袋数

50-150mm

約0.1㎡

約10袋

150-300mm

約0.08㎡

約12袋

実戦では1.2倍買うのが鉄則。
石は不定形なので隙間が発生し、計算値より多く消費します。また、選別ロス(割れ・形が合わない石)も2-3割出るため、余裕を持った発注が失敗を防ぎます。

ただ、敷き詰め方によって、使う量は増減しますので、お客さんによっては(特に一般のお客さん)購入する量を控えめにして、足りなかったら追加購入するという買い方をされます。

2-3. 【計算ツール】あなたの現場の必要袋数を5秒で算出

計算式
必要袋数 = (施工面積 m² ÷ 1袋あたり敷設面積)× 1.2(余裕率)

例題1:ロックガーデン(50-150mm)を3m²に敷き詰める場合
3m2 × 10袋/1m2 × 1.2 = 約36袋(560kg)

ロックガーデンでの具体的な使い方はこちら

3. 用途別・割栗石の選び方(ロックガーデン・アプローチ・雑草対策)

3-1. ロックガーデン|推奨サイズ:150-300mm

目的:立体感・ワイルド感の演出
施工厚さ:10-15cm(大きな石を重ねて高低差を作る)
必要袋数:1m²あたり約13袋(1.2倍計算済み)
施工時間:3㎡で約4時間(1人作業)
難易度:★★☆☆☆(重いが配置は自由)

選び方のコツ
・色は青黒系が「モダン」、白系が「ナチュラル」
濡れた時の色変化を確認(青黒は雨で漆黒に変化 → 高級感UP)
・多肉植物を植えるなら隙間の多い配置を意識
詳しい施工例はこちら

3-2. 雑草対策|推奨サイズ:50-150mm

目的:防草シート+石で光を遮断 → 雑草根絶
施工厚さ:5-7cm(薄すぎるとシートが透ける)
必要袋数:1m²あたり約10袋
施工時間:5㎡で約3時間(シート敷き込み)
難易度:★☆☆☆☆(最も簡単)

施工手順
1. 草刈り+除草剤で枯らす(1週間前)
2. 地面を転圧(コンパクターor足踏み)
3. 防草シートを10cm重ねて敷く(揖斐川推奨シート
4. 割栗石を5-7cm厚で敷き詰める
5. 熊手で均して完成
割栗石を使った雑草対策の実例はこちら

3-3. 乱張り風アプローチ|推奨サイズ:50-150mm、150-300mm(選別必須)

重要:「50-150mm、150-300mmは、アプローチに使えない」と言われることがありますが、それは誤解です。
正しくは、「ピシッと面が出ていなくても、なんとなく面が出てるな程度を面として許容すれば十分使えます」。

【なぜ割栗石で乱張りができるのか?】

割栗石は、機械で原石を破砕してサイズ別に分類する製法で作られます。
この破砕過程で生まれる割れた面が平ら、またはそれに準じた面になるため、使用する側が許容すれば、乱張り施工に使うことは可能です。

【手軽版】土固定(予算:材料費のみ)

施工厚さ:7-20cm(石のみ)
耐久性:2-3年(土が流れると石がズレる。簡単に手直しできる)
施工時間:3㎡で約6時間(選別+配置)
難易度:★★★☆☆

手順
1. 袋から石を出し、一個一個ある程度平らな所を探す
2. 掘削5cm → 出た土をほぐして柔らかくして、大きい石や砂利を取り除く
3. 石を配置してゴムハンマーで叩き込む
4. 隙間に土or砂を詰めて、完成

石の敷き方の基本手順はこちらで詳しく解説

【本格版】モルタル固定(予算:+2万円/3㎡)

施工厚さ:7cm(モルタル3cm+石7-20cm)
耐久性:10年以上
施工時間:3㎡で約10時間
難易度:★★★★☆(左官スキル必要)

手順
1. 同上の選別
2. 掘削10cm → 砕石5cm → 転圧
3. モルタル(セメント:砂=1:3)を3cm敷く
4. 石を押し込んで水平調整
5. 24時間養生 → 隙間に目地モルタル → 完成

3-4. 土留め・境界|推奨サイズ:用途で使い分け

高低差

推奨サイズ

施工方法

10-30cm

50-150mm

1段積み → 裏込め砕石

30-60cm

150-300mm

2段積み → 控え(奥行)を確保

60cm以上

専門業者に依頼

重機、クレーンを使用

4. ホームセンターvs専門店|どこで買うべきか?

4-1. 比較表

項目

ホームセンター

揖斐川庭石センター(専門店)

価格(20kg袋)

安い(500-700円台)

高め(1000円~)

品揃え

1-2種類のみ(白系が大半)

5種類以上(青黒・白・赤系など)

在庫

不安定(扱いたくない商品)
→ 売り切れ多発・入荷未定

人気商品1t以上ストック(一部取り寄せ)
→ 即日発送可能

配送

軽トラ貸出(自分で運ぶ)

全国配送可

相談

店員は詳しくない
(マニュアル対応のみ)

施工経験30年のプロが電話・LINE対応
→ 現場写真で必要袋数を即回答

実物確認

◯(店頭在庫があれば)

◯(サンプル送付可/有料)

4-2. 【正直に言います】ホームセンターが安い理由

ホームセンターは店舗数のスケールメリット商品の絞り込みにより、単価を抑えています。
「白系の割栗石1種類を大量仕入れ」という戦略で、20kg袋500-700円台を実現。

一方、揖斐川庭石センターのような専門店は、多品種少量在庫のため単価は高め(1000円~)。
ただし、まとめ買い(1000kg以上)なら商品次第で逆転します。

4-3. ホームセンターが割栗石を「扱いたくない」理由

業界の裏話ですが、ホームセンターにとって割栗石は厄介な商品です。

  • 在庫管理が煩雑:袋が破れる、石が散乱、重量で床が傷む、重い石を人が担ぐ
  • 回転率が低い:玉砂利や砕石に比べて売れない → 在庫圧迫

その結果、在庫切れが多発し、「入荷未定」が常態化。
せっかく店に行っても「今は置いてません」と言われる確率が高いのが実情です。

4-4. 専門店(揖斐川庭石センター)で買うべき人

こんな人はホームセンターで十分
・少量(1-2袋)だけ試したい
・白系の石で問題ない
・店舗が近い(自分で運べる)
・石に対してそんなにこだわりがなく、安ければいい。

こんな人は専門店がおすすめ
・5㎡以上の施工 → 在庫安定が必須
・青黒系・赤系など特定の色が欲しい
・「必要袋数」を事前に相談したい
・1000kg以上買う → まとめ買い割引でホームセンターより安くなる砂利もある

4-5. 揖斐川庭石センターで買うことの「メリット」

強み

具体例

品揃え

揖斐青黒・白・赤系・ミックスなど5種類以上常備
→ 用途に合わせて選べる

在庫安定

常時1t以上ストック → 即日発送可能の砂利もある
→「入荷待ち」で工期が遅れない

プロの相談対応

公式LINEアカウント(@niwaishi)で現場写真を送る
→ 施工経験30年のプロが「必要袋数」を即回答

まとめ買い割引

1000kg以上であれば、大量購入価格
→ 大規模施工ならホームセンターより安い砂利がある

実測データ公開

「50-150mm = 施工高さ10cm」など業界初の透明性
→ 失敗しない計算が可能

4-6. 【結論】価格で選ぶな、失敗リスクで選べ

ホームセンターで500円安く買っても、在庫切れで工期が1週間遅れたら意味がない
専門店で相談しながら買えば、好みの色、形・袋数ミス・色ミス・施工失敗を防げる

DIY初心者ほど、「安さ」より「失敗しない確実性」で選ぶべきです。

5. DIY基本手順|失敗しない5ステップ

ステップ1:計画(所要時間30分)

・施工面積を測る(メジャー)
・用途を決める(ロックガーデン/雑草対策/アプローチ)
・上記の計算ツールで必要袋数を算出
・予算を確認(石代+下地材+工具レンタル)

ステップ2:材料調達(所要時間1日)

必須資材
・割栗石(計算値の1.2倍)
防草シート(雑草対策の場合)
・砕石or砂(下地用/3-5cm)
・Uピン(シート固定用)

レンタル工具(ホームセンターで1日500円):
・プレートコンパクター(転圧機)
・角スコップ
・水平器
・ゴムハンマー

ステップ3:下地作り(所要時間:5㎡で2時間)

1. 草刈り+根を掘り起こす
2. 施工厚さ+5cmを掘削(例:7cm石なら12cm掘る)
3. 砕石を3-5cm敷く
4. プレートコンパクターで転圧(3往復)
5. 水平器で確認(1m で±5mm以内)

失敗例:転圧をサボると → 1年後に石が沈む → 段差トラブル
下地の重要性はこちらで詳しく解説

ステップ4:石の配置(所要時間:5㎡で3時間)

ロックガーデンの場合
・大きな石を先に配置(アクセント)
・隙間を小さな石で埋める
・高低差をつけて立体感を出す

雑草対策の場合
・防草シートを敷く(10cm重ね)
・石を敷く
・シートが見えないよう隙間なく

アプローチの場合
・選別した平石を仮置き(パズルのように配置)
・隙間1-2cmを均等に
・ゴムハンマーで叩いて固定

ステップ5:仕上げ(所要時間30分)

・熊手で表面を整える
・水をかけて隙間の砂を沈める
・余った石は別の場所or「高さ調整用」に保管
・完成写真を撮ってSNSへ(#揖斐川庭石センター で投稿すると10%OFFクーポンプレゼント)

6. よくある質問20選

Q1. 50-150mmと150-300mm、どっちを買えばいい?

A. 基本、好みになりますが、お客さんの話を聞いていると、以下のような傾向はあります
・ロックガーデン・土留め → 150-300mm
・雑草対策・アプローチ → 50-150mm

 

Q2. 20kg袋で何平米敷けるの?

A. 50-150mm:約0.1㎡ / 150-300mm:約0.08㎡(実測値)
ただし、1.2倍買うのが鉄則。

 

Q3. 実際に敷くと何cmの高さになるの?

A. 50-150mm:10cm±3cm / 150-300mm:15cm±3cm(揖斐川庭石センター実測)

Q4. 防草シートは必要?

A. 雑草対策なら必須。石だけだと隙間から生える。
不織布タイプがおすすめ。

 

Q5. 転圧しないとどうなる?

A. 1年後に石が沈んで段差ができます。プレートコンパクターで3往復が基本。

 

Q6. 雨で石が流れない?

A. 角ばっているので玉砂利より流れにくい
ただし急斜面(15度以上)は土留めが必要。

 

Q7. 白と青黒、どっちがおすすめ?

A. 白系:明るく広く見える、汚れが目立つ
青黒系:高級感、濡れると漆黒に変化 → モダン外構向き

 

Q8. 駐車場に使える?

A. ただ、ゴロッと敷き詰めるのは、当然ですが不可。石張りのように面を出して、重さに耐えるるように下地をコンクリート施工してしっかり固定すれば可能。
駐車場は「砕石(C-40)」を10cm厚+転圧が基本。
駐車場DIYはこちら

 

Q9. アプローチに50-150mmは使えないって聞いたけど?

A. 誤解です。石を見て、平らと思われる部分を表に出して地面に据付すれば十分使えます。
「土固定」なら初心者でも可能(上記3-3参照)。

 

Q10. 配送料はいくら?

A. ゆうパック 20kg1210円~。一定量以上で、西濃運輸の最寄りの支店止めで引き取りという条件ですと安くなります。
例:岐阜→東京・西濃運輸世田谷支店止め(1t)で47,700円(税別)。
公式LINEアカウント(@niwaishi)から見積もり可能。

 

Q11. サンプルはもらえる?

A. 有料(送料+石代770円~)で、ゆうパック60のサイズで郵送可能。
公式LINEアカウント(@niwaishi)から申込。

 

Q12. 施工を頼むといくら?

A. 岐阜・愛知の一部限定限定で対応。
目安:5㎡で8-15万円(下地込み)。
見積もり無料 →公式LINEアカウント(@niwaishi

 

Q13. ホームセンターの石と何が違う?

A. 石自体は、何も変わりません。
ただ、ホームセンターは中国や東南アジアからの輸入品が大半。揖斐川庭石センターは国産石材が大半

 

Q14. 冬でも施工できる?

A. 可能ですが、モルタル固定は5℃以下だと硬化不良。
土固定なら問題なし。

 

Q15. 庭石撤去も頼める?

A. 岐阜県と愛知県の一部限定で対応。
古い庭石→割栗石へリフォームもOK。
庭石撤去の実例はこちら

 

Q16. 1人で何㎡施工できる?

A. ロックガーデン:3㎡/日
雑草対策:5㎡/日
アプローチ:2㎡/日 *あくまで目安です。

 

Q17. 石が割れたらどうする?

A. 割れた石は隙間埋めや「高さ調整の裏込め」に転用。
捨てる必要なし。

 

Q18. メンテナンスは?

A. ほぼ不要
年1-2回、隙間からちょろちょろと生えてくる雑誌を引き抜く程度。
防草シートありなら草取りほぼゼロ

 

Q19. ペットが歩いても大丈夫?

A. 角が尖った石は肉球を傷つける可能性があります

 

Q20. 返品できる?

A. 未使用のみ可(往復送料は客負担)。
事前にLINEで相談すれば袋数ミスを防げます

 

→ その他の質問は公式LINEあアカウントまたはお問い合わせフォーム

7. まとめ|失敗しない割栗石選びの3原則

原則1:実測データで袋数を計算する

「50-150mm」という表記だけで買うと高さが足りないトラブルが多発。
この記事の施工高さ10cm・必要袋数10袋/㎡ を使えば失敗しません。

原則2:用途に合わせてサイズを選ぶ

  • ロックガーデン・土留め → 150-300mm
  • 雑草対策・アプローチ・敷き詰め → 50-150mm

好みの部分が大きいので、あくまで、弊社のお客さんに話を聞いてきた中での傾向と捉えてください。

原則3:下地を手抜きしない

転圧・防草シート・砕石層を省くと1年後に後悔
「見えない部分」が耐久性を左右します。
下地の作り方はこちら

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