エクステリアdiyでウッドデッキを作る方法をご紹介します!
diyでウッドデッキを作ってみたいが、難易度が高そうで迷っているという方は少なくないでしょう。
確かに難易度は比較的高いかもしれませんが、完成後の達成感もひとしおで、なによりお安くウッドデッキが手に入ります。
そこで今回は、エクステリアdiyでウッドデッキを作る方法についてご紹介しますので、参考にしてください。
□ウッドデッキをdiyするために必要な材料と道具をご紹介!
まずは、材料からご紹介します。
1つ目が、束です。
ウッドデッキの下地部分を支えており、ウッドデッキの荷重はほぼ全てこの束にかかるので、非常に重要な部材です。
鋼製やアルミニウムなどで出来ており、ジャッキアップ式に伸縮させながら水平を調整ながら使用します。
2つ目が、下地材です。
束の上に、長手方向に並行して根太を設置します。
デッキの高さが300ミリメートルを超える場合には、さらに大引きを配置することになります。
根太のみで下地を組む場合は「根太シングル工法」、根太と大引きを重ねる場合は「根太クロス工法」と呼びます。
3つ目が、デッキ材・幕板です。
これらは仕上げ材になる重要な部分で、デッキ材は床部分、幕板はデッキ材を囲む枠部分になります。
デッキと幕板はそれぞれ役割が異なりますが、どちらも審美性に関わる重要な部分ですので、同じ種類や系統の材料を選ぶようにしましょう。
また、材料は「ウッドデッキ用」のものを選ぶのがおすすめです。
ホームセンターに行けば、「SPF材」と呼ばれる格安の木材もあります。
手に入りやすく価格も抑えられるSPF材でウッドデッキを作れば総工費の節約になるとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、SPF材は経年劣化が激しく、防腐・防虫処理がされていないため、メンテナンスに余計な手間やお金、時間がかかるというデメリットがあります。
このように不便な上に、見た目にも悪い影響を与えてしまうため、ウッドデッキを自作するという場合は、ウッドデッキ用の天然木材や樹脂木を使用してみてくださいね。
続いて、道具をご紹介します。
ウッドデッキをdiyするためには、下記のような道具を用意しておきましょう。
電動工具としては、主に2つ必要です。
1つ目が、丸ノコです。
丸ノコとは、電動式の回転ノコギリのことで、部材を切りそろえるのに使用しますが、ウッドデッキキットをそのまま使用する際には不要です。
また、丸ノコを用意するのが難しいという場合は、手鋸でも作業できます。
2つ目が、インパクトドライバーです。
これは、金具を留めたり、ビス打ちを行ったりする際に活用できます。
普通の電動ドライバーではなく、打ち込む際に打撃を加えるインパクトドライバーである必要があるので、注意してくださいね。
バッテリー式の電動工具を集める場合、メーカーやバッテリーの電圧を統一させることで、バッテリーを複数の電動工具で使えるようになるため便利でしょう。
続いて手道具ですが、こちらは以下のようなものを揃えておきましょう。
・手鋸
・水平器
・差し金
・スケール(メジャー)
・モンキーレンチ
・プラスドライバー
□ウッドデッキをdiyする方法をご紹介!
ウッドデッキを作るには、基礎・施工・仕上げの3つの工程があるのですが、今回はメインとなる施工部分について詳しくご紹介します。
まずは、根太を組んで仮置きします。
事前に作成した図面通りに根太を並べ、ビスで止めて組み立てましょう。
四隅はきちんと直角になっているか、曲尺(かねじゃく)で確認してくださいね。
また、組んだ根太の高さが統一されていないと、床材がまっすぐ張れなくなるので注意してください。
根太を組んだ後は、設置場所に仮置きし、束石と束柱を根太にビス止めしていくとやりやすいでしょう。
組み上がった根太を持ち上げるのには3、4人必要なので、数人で作業するのが良いかもしれません。
次に、四隅に束石と束柱を固定します。
仮置きして組んだ根太部分の地面に穴を掘って、砕石を敷いた上に突き固めていきます。
束石が地盤に固定されたら、束柱を立てましょう。
束柱をフェンスの柱にしたい場合は長く伸ばしておき、その他の束柱は、床板をぴったりと張りやすくするために根太の高さよりも5ミリメートル程度低くします。
続いて、すべての束石と束柱を取り付けます。
束柱と根太をビス止めしたら、骨組みは完成です。
四隅以外の束石や束柱も、同様の要領で取り付けてください。
最後に、根太の上に床材を張ります。
床板は、家の外壁側から張りましょう。
デッキに水がたまるのを防ぐため、床板同士の間は、3~5ミリメートル程度のすき間を開けてください。
フェンスの支柱がある部分は、支柱部分をカットして丁寧に張りましょう。
□まとめ
今回は、ウッドデッキをdiyで作りたいとお考えの方に向けて、ウッドデッキをdiyするために必要な道具についてご紹介しました。
また、ウッドデッキをdiyする方法についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
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